KOTEのブログ

50代に突入したもののいまだに教育費から解放させてくれません。子育て終了し次第残りの人生は遊び倒します!趣味はマラソンとキャンプに加えてスキーも復活する予定!

2023年塾別高校受験合格者数比較(国私立編)(早稲田アカデミー、SAPIX、STEP、湘南ゼミナール、臨海セミナー)

photo by O-DAN

こんにちは。KOTEです。

 

前回に続いて高校受験関連です。

今回は主だった国立高校、私立高校への合格者数比較になります。

上記3つの塾に、早稲田アカデミー、SAPIXを加えて5つの塾での比較になります。

合格者数のデータは各塾のHPに掲載されている数字を基にしております。

 

公立高校編と同様に合格者数がトップの塾に黄色マーク、2位の塾に緑マークを付けています。

 

対象となる高校は下記の通り。

 

  • お茶の水
  • 筑波大附属駒場
  • 筑波大附属
  • 学芸大附属
  • 開成
  • 渋谷幕張
  • 市川
  • 慶應女子
  • 慶應義塾
  • 慶應志木
  • 早稲田実業
  • 早稲田学院
  • 早大本庄
  • 早稲田佐賀
  • 早稲田摂陵
  • 明大明治
  • 明大中野八王子
  • 明大中野
  • 青山学院
  • 立教新座
  • 中央大学
  • 中大杉並
  • 中大附属
  • 中大横浜
  • 法政二
  • 法政国際
  • 法政大学
  • 国際基督
  • 桐朋
  • 城北
  • 広尾学園
  • 國學院久我山
  • 桐光学園

 

豊島岡女子がなくなりました。中学入学者と高校入学者。中学から大学受験に向けて6年間で対策をとる中学入学者と高校から3年間で対策をとらなければならない高校入学者の間にはなかなか埋められない壁があったようです。

 

2023年国私立高校合格者数比較(早稲田アカデミー、SAPIX、STEP、湘南ゼミナール、臨海セミナー)

2023年塾別国私立合格者数比較


こうなりました。

表の中にブランクになっている箇所がいくつもありますが、これはHP内に掲載がなかったか私が見つけられず見落としているかのどちらかになります。

 

まずは結果。

今年も早稲田アカデミー、通称早生アカが断トツでした。

 

  • 早稲アカ:1位→25校、2位2校
  • SAPIX:1位→0校、2位13校
  • 湘ゼミ:1位→0校、2位3校
  • STEP:1位→2校、2位4校
  • 臨海:1位→6校、2位11校

合格者数推移

合格者数推移

早稲アカ:2年連続マイナス。前年比マイナス77名

臨海:2年連続プラス。前年比プラス58名

SAPIX:昨年プラス、今年マイナス。前年比マイナス49名

STEP:2年連続プラス。前年比プラス13名

湘ゼミ:2年連続マイナス。前年比マイナス26名

 

臨海、STEPが2年連続で増やしている反面、早稲アカと湘ゼミは2年連続で減少しています。

合格実績2022年との比較(早稲田アカデミー)

合格者数推移(早稲田アカデミー)

早稲アカの3年間の合格者数推移です。

ほとんどが1位を示す黄色で染まってます。

合計人数では2年連続減少となってますが、早稲田佐賀、早稲田摂陵がブランクになっていることと豊島岡がなくなっていることなど考慮すると昨年とほぼ同水準程度という見方ができると思います。とは言え2年連続で減少傾向です。

 

また気になる点としては市川への合格者は大きく減らしていて176名→138名→84名となってます。一昨年、昨年は1位でしたが、今年は2位へランクを落としています。

 

合格実績2022年との比較(STEP)

3年間の合格者数実績推移(STEP)

 

次はSTEPの3年間の合格者数推移です。

まず合格者合計は一昨年の800人、昨年の912人からさらに伸ばして925人となりました。2年連続の合格者増です。

 

表の中にはブランクの箇所が目立ちますが、STEPは神奈川県の塾のため東京や千葉、埼玉には拠点がないわけです。そのため拠点がない都県の高校への合格者数は少なくなります。渋幕や市川など千葉県ですが、3年間ブランクです。合格者もいたかもしれませんがHPからは見つけることが出来ませんでした。

 

昨年も使用した表ですが、各塾の拠点数です(※2022年8月時点)。

 

教室数が早稲田アカデミーの1/10以下であることを考慮しても健闘しているように見えます。神奈川公立高校編でも記載しました通り、公立では圧倒的な実績でトップですが、国私立でも安定した実績を出しているように見えます。

 

まとめ

今の公立中学では塾無しで公立のトップ校やここで対象に挙げたような国私立の高校に合格することは極めて難しく、塾での対策が必須となります。塾を選ぶ際のポイントとして重要な項目がいくつかあると思います。個人的に一番重要なものは「塾との相性」かと思います。「塾講師との相性」と言ってもいいかもしれません。相性というのは志望校を選ぶ際にも一番重要かと思ってます。

 

その他にも「塾講師のレベル」「授業料」「家からの距離」など色々ありますが、その中でも最も重要なポイントの1つが「合格実績」です。

 

合格者人数や毎年の推移など見ることで、何となくその塾が伸びているのか衰退しているのかが分かります。このような情報を総合的に考えて塾を選ぶわけですが、もし私にこれから受験を迎える子供がいてこれから塾を選ぶとしたら、今回の結果を見る限りはSTEPになります。

 

STEPの中のHi-STEPというコースを選ぶと思います。志望校が国私立に限定して揺るぎないのであれば早稲アカでもいいかもしれません。SAPIXはやはり中学受験の印象が強いです。

 

しかし少しでも公立高校が選択肢に入っているならSTEPになるかなと思います。

 

私は去年もSTEPを選んでます。STEPが好きなんかな?

 

実際に私の息子は湘ゼミに通ってたわけですが、あの時は湘ゼミは横浜翠嵐に160名程度合格しており公立向けの実績としては一番良いように見えました。川和やサイエンスフロンティアでも1位でした。息子のように学校の成績が悪い場合は公立受験だと不利になります。学校でもテストの点数は良いのに成績は悪いという。どんだけ学校の先生に嫌われてんだよ、みたいな。

 

神奈川ではあるあるですね。

 

息子は結果的には私立高校に進学したわけです。公立を目指しつつ途中で私立に志望校を変更したわけですが、その時はその時で上記のいくつかのポイントを総合的に考えて湘ゼミにしたのです。今ならそれがSTEPになるということですかね。

 

その頃の記録です👇。宜しければ見て下さい。

www.kotenoblog.com

 

では今回はこの辺で。

 

最後まで読んで下さいましてありがとうございました。