無事進級!新3年スタート!
こんにちは。
4月に入りました。
昨年に続き今年も桜をゆっくり見ることは出来ずとても残念でした。
まあ仕方ないですね。
コロナは依然猛威を振るってますが、昨年と違うところはスポーツです。
昨年は色々な大会が中止や延期を余儀なくされていましたが、今年は野球やJリーグなど概ね予定通りに開催されていて何よりです。
うちの息子くんも部活頑張ってます。
緊急事態宣言が解除されたのと同時に部活も再開し、4月からは学校も再開しました。
そして肝心の成績のほうはどうなったのか。
結果。
5.77(◎_◎;)
でした。
一年間の全教科10段階の平均が5.77ということです。
学年平均は6.8ぐらいだそうです。
これは相当マズい成績ではありますが、とりあえず無事進級しました!
何とか進級することができました。
大学ならまだしも、高校の進級ぐらいで喜んでいるのもどうなの?ってところですが我が家にとっては一大事です。
慶應義塾高校って進級に関しては日本中の高校の中でもかなり厳しいほうなんじゃないでしょうか。
一学年の人数が約700人。
その中で留年する生徒さんが毎年20人~30人とか。
多いときは40人とかって話も聞きます。
公立高校ではそんなことまず有り得ませんよね。
普段の学校生活は自由そのもの。
全くといっていいほど生徒を縛る規則らしいものは何もないような学校ではありますが、進級の基準についてはドライに割り切っている印象です。自由を履き違えるなってことなんだと思います。
やることはやれ、と。
息子は公立の中学校時代は内申も取れませんでしたが、入学試験一発勝負のこの学校から合格を頂きました。
人が人を評価するような、多分に主観が入ってしまうような評価方法で成績を取るのが滅法苦手なうちの息子のようなタイプは、慶應の成績の付け方はとても平等に感じ、息子の性格には合っていると思いました。
ということは今成績がとれていないのはあくまでも息子の努力不足、怠慢が原因なんですね。
この今の状況については息子もよく理解しているようです。
こういうことも分かりやすく理解できるのでとても良いです。
慶應高校に入る前には色々とこの学校について調べました。
大学附属なので皆全然勉強しないとか、授業も全然聞いてないとか、動物園のようだとか、色んな情報、どちらかというとダラダラしているような感じの情報をよく聞きました。
実際に息子が入学してから約2年経過した今の感想はどうか。
確かに普段の生活では、部活ばかりで勉強のほうはやや疎かになっている感はあります。
部活動がメチャクチャ活発ですね。
ただ、ほとんどの生徒さんは定期試験が近付くにつれ皆気持ちを試験モードに切り替え、きちんと準備を行い、対策をとって臨んでいるように思えます。
ちゃんとメリハリつけてます。
うちの息子は別ですが(*_*)
息子のようにメリハリつけられないタイプも一定数はいるようです。そういう子たちはテスト対策もせずにテストに臨んでしまうので
当然点数は悪くなります。
前半で書いた通りテストの点数で成績が付き、その成績によってドライに進級か留年かが決まりますので、そのまま放っておくとマズいことになります。
とは言え、なんてシンプルでフェアな仕組みなんでしょうか。
多分この先の人生を生きていく中で、これほど公平に評価されるときは無いのではないかとさえ思えるほどシンプルでフェアな仕組みです。
「努力すれば必ず成果がついてくる仕組み」と言えるのではないかと思います。
成績の付き方
あらためてざっくりと成績の付き方を説明します。
成績は1年ごとにそれぞれの科目につき20段階で評価でつきます。
昨年度はコロナでほぼ学校には行けませんでした。
そのせいで通常では年間で前期と後期の2回成績が出るわけですが、試験範囲を細かく絞ったようで昨年度に限っては1、2、3学期と3回成績が出ました。
16以上でA、12〜15でB、8〜11でC、7以下でD、がつきます。
2年生では12教科あります。
当然Aが一番良いわけです。
1教科でもDが付くと留年決定となります。
その20段階で付けた成績を10段階に直します。
ではなぜ最初20段階で評価するのか。
これはよく分かりません…
各教科の成績を10段階へ直し、その平均を取ったものがその年の最終成績になります。
平均はざっくり6.8ぐらいと聞いてます。
これは学年によっても違うので常に一定ではない前提となります。
評定平均で5.5以下でも留年すると聞いたことがありますが、こちらは事実かどうか不明です。
息子くん、5.77ですから。
かなり危険水域です。
なんで1年のときは学年平均ぐらいの6.8をとっておきながらこんなんなってるんだろ。
平均で1以上下がるってなかなかだよな。
慶應義塾高校から慶應義塾大学への進学実績
3年になりましたので、そろそろ自分の進学する学部を視野に入れなければなりません。
高校から大学への内部進学の状況を調べてみました。
ソースは慶應義塾高校HPになります。
慶應義塾高校から慶應義塾大学への過去5年分の進学実績です。
2020年度というのは2021年3月卒業生です。
※ 理工学部は、2019年度から学門Ⅰ~ⅤからA~Eに再編されています。
各部への進学を率で表すと以下のようになります。単位はパーセント%です。
人数はその年によって母数(卒業者数)が違いますので、それに伴って各学部への進学者の人数も変わります。
その為、進学率を出してみました。
その中からさらに2020年度のみ抽出してみます。
文:2.73%
経済(A、B、PEARL):28.69%
法(政治、法律):30.6%
商:12.98%
医:3.01%
理工(A~E):13.66%
SFC(総合政策、環境情報):6.97%
看護・薬学:0.5%
文系の各学部は毎年多少の上下はあるものの大体同じような割合で推移しているようです。
学年の3割が法学部へ、3割弱が経済学部へ進みます。この2つの学部で約6割。
商学部が13%程度、理工学部も13%ちょっといます。
文学部は人気がないようですね。
少し気になったのは理工学部への進学率が毎年ほんの僅かずつではありますが増えている点。
5年前から順に
11.2%→10.3%→12.2%→13.49%→13.66%
となってます。
近年やはり理工系人気ですので、その傾向が出ているような気もします。
SFCも進学率が変化しているように感じます。
4.7%→4.64%→2.94%→9.16%→6.97%
この辺りは今後ももう少し調べていきたいと思います。
学部選択について
さて3年になりましたので、上記を踏まえ大学での学部をどうするかを決めなければなりません。
希望する学部に進学できるかどうかは成績次第になります。
息子の成績はどうか。
これまでの成績を纏めると下記の通りとなります。
1年:6.80
2年:5.77
2年までの平均:6.285
2年生のうちに理系か文系かを選択します。
理系コースを選択すると3年の授業に化学や物理、数3が入ります。
息子は数学の成績は良いです。
Aが付いているのは数学と体育だけです。
理系にするか文系にするか散々悩んだようですが、最終的には文系コースにしたようです。
文系で数学を使う経済学部か商学部かSFCを考えているようです。
自分でちゃんと考えて決めたのであればそれで良いです。
希望の学部へ進むには3年生での成績が重要になりますので、あとはそれに向けて頑張るだけです。
では!