こんにちは。KOTE(こて)です。
今回は先日慶應義塾高校の卒業式に参加してきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。
2021年度(2022年)第73回慶應義塾高校卒業式
2022年3月25日(金)10:00~
卒業式には家族2名までの参加が許可されました。
ありがたいことです。
コロナ禍ですから、家族の参加は認められてない学校もあると思います。
そんな中で2名までは参加OKということで、うちは奥さんと私の2名で参加しました。
天気は晴天、桜の花もチラホラと咲き始めるぐらいの春らしい陽気でした。
絶好の卒業式日和。
息子は部活の友達と約束があるとかで先に出発してたので奥さんと私は後から出発し、式が始まる10時よりは結構早めに着くようにしました。
現地に着くと、やはりというか予想通りというか、銀杏並木のところにある「二0二一年度 慶應義塾高等学校卒業式」と書かれた大きな立て看板の前には写真撮影を待つ人たちで長蛇の列です。
ここで写真を撮りたい方はこの長蛇の列に並ぶしかないです。記念ですから撮りたいですよね。並ぶのが嫌な場合はかなり早めに行くか、式が終わってからだいぶ時間がたって人が少なくなるまで待つということになります。
↑この写真は式が終わってから相当時間が経ってからとりましたので、もう周囲にはほとんど人はいませんでした。
この銀杏並木の看板は撮影スポットとして超人気があるわけですが、中に入ってから校舎の前にもあります。塾高のあの神殿のような古い校舎の入り口の箇所です。当然そちらもとんでもない数の生徒さんとそれを撮影する父兄の方々でごったがえします。
↓ここです。
これが卒業式終了後はこのような↓感じになります。
カオス状態です。
入学式のときはあくまで生徒さん個人とか生徒さんとご家族の方が一緒に、とかの感じで撮影している方が多かったですが、卒業式では部活ごとに大勢で記念撮影しているのが目立ちました。
卒業記念ネクタイ
意外と知られてないのが卒業記念ネクタイの販売です。事前予約販売が主ですが、この卒業式の日に限定でネクタイが直販もされてました。↓こんな感じで2種類のネクタイがありますが、うちも1つずつ購入しました。1本6,000円です。うちの奥さんのママさん友達も結構知らなかったみたいです。
卒業式の内容
式は大学の記念館で行われました。2020年3月に竣工されたばかりなので、まだ真新しいです。
すごいかっこいいですよね。高校の校舎のほうは古くて趣があってかっこいいですが(生徒たちからの評判はイマイチのようですが)、記念館のほうは新しくて大きくて迫力があります。
来賓はアリーナ席の左右の端と2階席が解放されてました。アリーナ席の中央には生徒さん達が集結します。
式次第はこんな感じです。
会場全体のイメージはこんな感じです。
中央には校旗、その右側は福沢先生の肖像画です。
卒業生の進路
最初に学事報告がありました。
卒業生の進路の説明です。
息子の代の進路は下記の通りです。
- 文学部:12名
- 経済学部タイプA(数学):138名
- 経済学部タイプB(社会):70名
- 経済学部PEARL:3名
- 法学部法律学科:112名
- 法学部政治学科:112名
- 商学部:93名
- 医学部:22名
- 理工学部:102名
- 総合政策学部:11名
- 環境情報学部:21名
- 看護医療学部:0名
- 薬学部薬学科:3名
- 薬学部薬科学科:0名
- その他:7名
- 合計:706名
式の中では表彰もありました。
学業や部活動などで輝かしい功績を収めた生徒さんや部が表彰されてました。
式は大体1時間程度でした。
トイレ渋滞に注意
式が終了するとトイレ渋滞ができます。男子トイレも結構並びますが、女子トイレは男子とは比べようもないほど並びます。上の階にもトイレはありますので、上の階に行くのが禁止されてなければ上の階のトイレを使用することをお勧めします。
私はそうしました。
ガラガラでした。
皆さん意外と知らないようでいつまでも1階のトイレは渋滞してました。男子トイレに限って言えば、1階より2階のほうが大きいトイレでスモール用もビッグ用も数がたくさんありました。女子トイレは入れないので分かりませんが、多分女子トイレも同じ作りになっていると思います。2階のトイレの方が良いです。
高校最後のホームルーム
式が終わると生徒達は一旦各々自分たちの教室へ戻ります。そして最後のホームルーム。先生から最後のお話しがあり、その後生徒一人一人に卒業証書が授与されます。式では一人一人に卒業証書を授与することはありません。700人以上いますからね。
実はこのホームルーム、父兄も教室まで見に行くことが出来ました。さすがに教室の中にまでは入れませんが、ドアは開いてます。教室の外は廊下なのですが、そこから教室の中を窺い知ることはできます。私も廊下から教室の中を見ながら、息子が卒業証書をもらうところを見ることができました。
ホームルームが終われば全て終了です。教室に残って友達や先生と話している生徒、すぐに教室を後にし別のクラスの友達のところに行く生徒、それぞれです。やはり塾高は部活での繋がりがとても強いようで、うちの息子は後者でした。ホームルームが終わるとすぐに部活の仲間と合流していました。
そこからはまた記念撮影大会が始まります。
卒業式には父兄の方々はお母さんほどではないですがお父さんも結構参加してました。私もその日は会社を休んで参加してました。
大学の入学式は2022年4月1日です。卒業式と同じ記念館で開催されます。こちらは父兄の参加は許可されていません。まあ当然ですね。大学となると全体で約7,000人ほどの新入生がいるわけですから、高校の卒業式の約10倍です。その父兄まで参加を許可してしまうと高校での約700人の生徒+その父兄どころの人数ではなく、ざっくり2万人以上ほどの人数になってしまう可能性もありますので、入学式に参加できないのは仕方ないですね。
しかしそうなると私がこの日吉の校舎や記念館に来るのはもしかしたらこの日が最後になるかもしれません。実際前回来たのは高校の入学式です。まだ大学の卒業式はありますが、未来のことなのでどうなるか分からないです。そんな気持ちを持ちつつ、記念なので写真をとりまくりました。
あっという間の3年間でした。途中ではコロナのせいで部活も活動休止となりましたし、学校に行くこと自体にも制限がかかった時期もありました。日吉祭と呼ばれる文化祭も1年生のときしか開催されておらず2年、3年のときは中止、他にも体育祭や選択旅行などほとんどが中止になってしまいました。
もっと色々と思う存分やらせてあげたかったと思う気持ちもありますが、卒業式で友達に囲まれて楽しそうにしている姿を見ると、これはこれで良かったのかなとも思います。
このブログでも何度か書きましたが、息子は1年生の後期から成績が悪くなり2年のときは成績の悪さがピークを迎え留年の危機。それをなんとか回避して3年で奇跡の復活をとげ、希望する経済学部への進学が決まりました。
さてこの4月1日からは18歳以上が成人ということになりましたので成人にもなりました。そして4月からはいよいよ大学生です。銀杏並木の入り口を入ってすぐに左に曲がるとそこは大学のエリアになります。
4年間は長いようで短いです。何か1つか2つ、これには力を入れるといったものを決めて真剣に取り組んでみるのが良いと思います。これだけ時間が自由に使えるのは大学を卒業すると当分ないと思います。社会に出ると友達付き合いも少しずつ減っていきそれぞれが結婚すると大幅に減ります。なので今は友達とも散々遊び尽くしたほうが良いです。もしかしたら将来の結婚相手とも出会うかもしれません。少しずつ社会に出る準備をしつつ、大学生活を思いっきり楽しんで欲しいものです。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。
では!