グーグルアドセンス審査との闘いの日々
今回はグーグルアドセンス審査との闘いの日々についてです。
前回記事にしましたが、私は2019年12月下旬から2020年8月上旬までの約8ヶ月間でグーグルアドセンスの審査に立て続けに31回も落ちてしまい、そして32回目にしてやっと合格を掴んだという貴重な経験の持ち主であります。
私のように31回も審査に落ちている方というのはなかなか見たことがありませんが、折角の経験なので備忘録的に記事にしておきたいと思います。
まず私の前に最初に立ちはだかった敵はこいつです。
『お客様のサイトにリーチできません』
これはグーグルさんが私のサイトに辿り着けないということです。
辿り着けないということは審査する以前の問題で、私のサイトを見てもいない訳です。このサイトのここがいいとか悪いとかの前にグーグルさんから見たら
「サイト無いじゃん」
という状態です。
この敵が消えたのは、申請するときのサイトのドメインがhttpでもhttpsでも、wwwがあっても無くても、確実にサイトに繋がらなければいけないとかの条件がクリアされていなかったからのような気がしています。
気がしていますというのは、グーグルさんは間違えている箇所の原因や正解を教えてくれないので、自分で正解を探さなければなりません。
修正して再申請し、不承認のメッセージが消えたときに「この修正が効いたということは、多分これが原因だったな」とか後で自分で自己分析として思ったりするわけです。
このリーチくん対策としては、「お名前.com」の「URL転送plus」という機能を使ったと思います。
やり方はもはや覚えてません。
親切にやり方を教えてくれている記事がたくさんありましたので、そういうものを見ながら対応した覚えがあります。私は本当にPCに詳しくないので、不親切ですみません。
あとこの対策も多分ですが、「サイトマップに登録する」です。
サーチコンソールのサイトマップのタブを開くと、「新しいサイトマップの追加」という項目が出てくると思うので、そこに「sitemap_index.xml」「sitemap.xml」「sitemap_page.xml」「sitemap.xml?page=1」の4つを登録する必要があるようです。
私の場合、未だに「sitemap_page.xml」だけは「不明」となっており、登録されていないです。4つとも登録されなくても良いのかもしれませんね。
この頃はまだラグビーワールドカップの余韻も冷めやらぬ時期でしたので、申請して不承認理由としてこのメッセージが出るたびに
「リーーーーーーーーチ!」
と心の中で呟いたものでした。
その後『お客様のサイトにリーチできません』のメッセージは出現しなくなり次の敵が現れます。
『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)』
こいつです。
こいつが現れたのは7~8回目の申請のときからだったと思います。リーチくん撃退だけで既に7~8回までいってしまってました。
このコンテンツ複製くんは強かったです。
最終的には32回目で合格するわけですが、途中1回だけ消えたことがありましたが、その次からまた復活してきたので、ほぼ最後まで戦い続けました。ラスボスみたいなもんです。
コンテンツが複製?
複製してるってことは、誰かの記事のマネしてるってこと?
記事をパクッてる、と。
いやパクッてねーし、みたいな。
この時点では記事のほとんどは息子の受験のこと、あとは自分のマラソンのことだったので、全て経験に基づく実話。
そりゃ受験系のブログ書いている方もたくさんいるわけだから、内容が多少似るなんてこともあるかもしれないけど、でも誓ってマネしてないし。
これについても調べまくりました。
日記系の雑記ブログがダメで独自性が高いの専門的なブログが良いとか。
私のは日記系に近いかな。
独自性が高い専門的なブログって難しくないか?
今やどんなテーマでもそれこそググれば出てきてしまうわけなので、それらと違う独自性ってどうやって出す?
意図的にマネしていなくても、内容が似通ってしまうことはあると思います。
そもそもそんな専門的知識ないし。
自分の仕事内容に関わることなら多少専門的知識はあっても、ほとんど公開できない内容だし。
少なくとも私が書いていたのは経験に基づく記事ばかりなわけで、それをパクってますって言われても。。。
この辺りは結局これといった対策は見つからず、一応CopyContentDetectorという無料のコピペチェックツールがありましたので、アップする記事を毎回確認してはいました。
これが対策として効果があったかどうか分かりません。コンテンツ複製に対しては結局最後までちゃんとした原因も分からず、対策もこれといったものが見つかりませんでした。
あと注意したのは、記事数とか文字数とか。記事は最低10記事以上とか文字数は2000文字以上とか。
あとはNGワード的なやつ。お酒がどうのこうのとか。
最初の頃は雰囲気の良い居酒屋さんを紹介みたいな記事も書いてましたがそれらは全て削除しました。
この辺りも効果があったのか無かったのか、未だによく分かりません。
あとはタイトル。
息子の受験の記事はシリーズもののような感じで、高校受験1話、高校受験2話、高校受験3話、みたいな感じでタイトルを付けてましたが、これがダメだと。
これが似たような記事をたくさん載せている、つまり「複製されている」と思われてしまう可能性があるとか。
なのでタイトルを1話ずつ全部変えてみたり。タイトル変えるたびに、サーチコンソールでインデックスに登録したり。
実際には続き物になっているので、「第〇回、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」のような感じで〇〇〇〇のところのタイトルを全て違うものにしました。
この対策をした直後の申請のときに1回だけコンテンツ複製くんが消えてくれました。
そのときは超嬉しくてやっと撃退できたと思いましたが、でもすぐに次の申請からまた復活してきました。
一体なんだったんでしょうか。
1回消えたってことは効いたのか?と思いきや、また次から出現してきましたのでやっぱり効いてなかったのか?とか、もう何が何だか分からず本当に悩まされました。
コンテンツ複製くんが1回だけ消えてくれた時に新たに登場してきたのが彼。
『価値の低い広告枠(コンテンツのないサイト)』
コンテンツ無しくん。
こちらもかなりの強敵。
申請すること17~18回目ぐらいからの登場だったと思います。結局これ以降はずっとコンテンツ複製とコンテンツ無しからのダブルチーム。
毎回申請する度に「お前の記事には価値が無い」と言われ続けることに。
しかもそれまでは1回申請すると「価値がない」とのご指摘は1つで済んでいたのに、この時からは1回申請すると2つも「価値がない」とのご指摘。
「お前には価値がない」「お前には価値がない」と言われ続けてもなお、折れないメンタルを身につけなければいけません。鋼のようなメンタルがないとアドセンスには通らないのです(私は折れてましたが)。
あとやったことと言えば、プロフィール、リンク、プライバシーポリシーと問合せフォームを整備したこととか。
自分のサイトにプライバシーポリシー、問合せフォームが無いことに気付いたのも、もう既に10回以上申請した後でした。
今思えば基本的なことかもしれないですが、何せ初心者ですから分からないことだらけなのです。
対策のまとめ
私がとった対策を纏めると大体下記の通りです。
- 独自ドメイン(はてなブログpro)
- SSL化(https化)
- 記事数 最終的には32
- 文字数 2,000~5,000ぐらい
- カテゴリー数 8
- プライバシーポリシー
- お問合せフォーム
- プロフィール
- リンク
- サイトマップ登録
- 他の広告の設置無し
- Google Analytics登録
- Google Search Console登録
- Google AnalyticsとGoogle Search Consoleのリンク
- CopyContentDetectorで記事チェック
- タイトル修正
- NGワード記事削除
- 打つ手がなくなり2ヶ月ほど放置
大体以上です。
審査で戦っている方々に少しでも参考になればと思います。
グーグルアドセンス合格後、早速広告を貼り付けてみました。
そして1日、2日、3日。。。
全く広告が出てきません。
合格したら合格したでまたもやトラブルです。
色々調べました。
広告を貼るには自動と手動があるようですが、はてなブログの場合自動だと広告が貼られないことが度々あるようです。
原因不明です。
またもやはてなとグーグルの相性の悪さ発覚です。
お願いだから仲良くしてくれ。
しばらく経てば勝手に直ったりすることもあるようなのでそれを待ちたいと思います。
しかし折角合格したのにそれまで広告を貼らないのもなんなんで、手動で少しだけ貼ってみました。
これも開発コードを貼り付けなければならないので私には簡単ではなかったですが、親切に分かりやすく手順を説明して下さっている記事がありますのでそれを見ながら対応しました。本当に助かります。
ということで紆余曲折ありましたが、無事に広告も貼ることが出来ました。
しかし、今のところまだ1度もクリックされてません(笑)
何事も簡単にはいきませんね。
山あり谷ありですが、あとは継続あるのみです。
まずははてなブログの有料分の費用だけでも稼げるように頑張りたいと思います!
では!