KOTEのブログ

50代に突入したもののいまだに教育費から解放させてくれません。子育て終了し次第残りの人生は遊び倒します!趣味はマラソンとキャンプに加えてスキーも復活する予定!

出世を諦めてから考えること

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photo by O-DAN

 

出世を諦める

さて私も40代後半に突入し、最近は中高年に関するものをテーマにブログを書くことが多いですが、今回は「出世」をテーマにしたいと思います。

 

私は大学を卒業して入社した会社にずっと勤めてます。

かれこれ25年ほど。

 

年齢も40代後半に入ってきましたが、このぐらいの年齢になるともう大体自分の将来が見えてきます。

 

サラリーマンとしては多分このあたりで頭打ちだろうと。

 

もちろん、だからといって諦めているとかではなく、今は会社での仕事が本業ですから頑張って働いて出来るだけ貢献したいとは思ってます。

 

しかし以前より出世のことをあまり考えなくなってきているのは確かです。

 

最近では自分のこれから先の将来のことを考えることが少しずつ多くなり、またその際に将来はこうなっていたいという希望もあります。

 

今のまま今の生活を続けていくと、この先の将来なりたい自分になっていけるかどうか。

 

実際には結構なギャップがあったりする現実が見えてきてしまっています。

 

ではそのギャップを埋めるにはどうすれば良いか。

その背景にはお金の問題があります。

 

あなたは出世したいですか?

ここに1つのデータがあります。株式会社マネジメントベースという会社が2017年に行った調査です。対象は601名(25歳から34歳までの男女半数ずつ)のうち、現在働いていると回答した486名です。

 

出世したいですか? 

  • 出世したい 17.7%
  • どちらかと言えば出世したい 31.9%
  • どちらとも言えない 25.7%
  • どちらかと言えば出世したくない 13.4%
  • 出世したくない 11.3%

 

40代、50代になったときにどのポジションになっていたいか

  • 経営幹部になっていたい 21.6%
  • 管理職になっていたい 19.0%
  • 非管理職の立場で働いていたい 25.3%
  • 分からない 24.1%

 

25歳から34歳までが対象ですから割と若い世代の人がどのように考えているかが分かるデータです。「出世したい」「どちらかと言えば出世したい」合わせて49.6%となっています。若い世代ではほぼ半分ぐらいの人は出世したいと考えてます。

 

またその若い世代が自分が40代、50代になった場合には管理職以上にまで出世していたいと考えている人は約40%となっています。 

 

私もかつて同じような年齢のときには、出世はしないよりはしたほうがいいのかな~程度には漠然と考えていたと思います。年齢が上がるにつれて、自分の同期や12つ上、12つ下の先輩や後輩のポジションが気になるようになりました。

 

次のデータです。株式会社 パーソル総合研究所が全国男女15-69歳の有職者1万人を対象に2017年に調査したデータ「働く1万人成長実態調査2017」です。

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株式会社 パーソル総合研究所調べ「働く1万人成長実態調査2017」

 

 

 

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株式会社 パーソル総合研究所調べ「働く1万人成長実態調査2017」

 

どうでしょうか。

 

上のデータと私の年齢、私が今考えていることもほぼ合っています。多くの方が同じようなタイミングで同じようなことを考えているということがある程度証明出来ていると思います。

 

私は現在部長補佐というポジションです。将来的にはもしかしたら部長補佐の補佐がとれて部長までは昇格できる可能性はあるかもしれないと思ってますが、多分仮に昇格したとしてもそこまでだろうと思ってます。今のポジションで終わる可能性も十分に考えられます。部長の上となると執行役員、取締役となります。

 

現在のポジションについたのは13年前で、それから昇格してません。ここ数年の年収は850万円~980万円程度。1,000万円を超えることはありません。年間で100万円強の幅があるのは、業績によって賞与に差が出るからです。月々の給与は生活給ですから一定です。昇給すれば昇給した額で一定です。賞与はあくまで賞与なので業績の状況によって結構幅が出てしまいます。

 

この収入が多いと感じるか少ないと感じるかですが、私の感覚では少ないとは感じていませんが、実際の生活で余裕があるかと言えばそんなことは全くなく、結構ギリギリの生活をしています。

 

ここまではデータとある程度相関関係にありますので、割と一般的なのだろうとは思います。

 

自分はどうしたいのか

さらにこんなデータがあります。アクサ生命保険株式会社が20173月に全国の20代~50代の800人の男女を対象に実施した「将来のお金に関する意識調査」です。

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アクサ生命保険株式会社調べ「将来のお金に関する意識調査」

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アクサ生命保険株式会社調べ「将来のお金に関する意識調査」

このような中、将来に不安を持っている人の割合は40代で約82.3%、50代では76.5%。6ポイント下がっていることは少し気になります。50代になると不安が解消されていくのでしょうか。

 

いずれにしても自分の将来の生活に向けて80%前後の人が不安を感じていると回答しています。将来の不安に対して十分な取り組みをしていると答えた人は僅か4.1%。多くの人は不安を感じていながら何も対策をとっていないというのが現状のようです。

 

取り組んではいるが十分とは言えないと答えている人の割合が43.5%です。私もここに入ると思います。私も以前「定年を考える」「老後6,000万円以上足りない?複数の収入ルートをつくる」というブログで書きましたが自分で何が出来るかを色々と考えながら実行に移したいと思っています。60歳の役職定年まで10年以上ありますが、時間はあるようで実は意外と少ないような気がしています。

 

自分はどうしたいのかをしっかりと考えていかなければいけません。

 

では✋