KOTEのブログ

50代に突入したもののいまだに教育費から解放させてくれません。子育て終了し次第残りの人生は遊び倒します!趣味はマラソンとキャンプに加えてスキーも復活する予定!

グーグルアドセンス審査との闘いの日々、申請32回目で合格するまでの歴史を紐解く!

グーグルアドセンス審査との闘いの日々

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photo by O-DAN

今回はグーグルアドセンス審査との闘いの日々についてです。

 

前回記事にしましたが、私は2019年12月下旬から2020年8月上旬までの約8ヶ月間でグーグルアドセンスの審査に立て続けに31回も落ちてしまい、そして32回目にしてやっと合格を掴んだという貴重な経験の持ち主であります。

 

私のように31回も審査に落ちている方というのはなかなか見たことがありませんが、折角の経験なので備忘録的に記事にしておきたいと思います。

 

まず私の前に最初に立ちはだかった敵はこいつです。

 

『お客様のサイトにリーチできません』

 

これはグーグルさんが私のサイトに辿り着けないということです。

 

辿り着けないということは審査する以前の問題で、私のサイトを見てもいない訳です。このサイトのここがいいとか悪いとかの前にグーグルさんから見たら

 

「サイト無いじゃん」

 

という状態です。

 

この敵が消えたのは、申請するときのサイトのドメインがhttpでもhttpsでも、wwwがあっても無くても、確実にサイトに繋がらなければいけないとかの条件がクリアされていなかったからのような気がしています。

 

気がしていますというのは、グーグルさんは間違えている箇所の原因や正解を教えてくれないので、自分で正解を探さなければなりません。

 

修正して再申請し、不承認のメッセージが消えたときに「この修正が効いたということは、多分これが原因だったな」とか後で自分で自己分析として思ったりするわけです。

 

このリーチくん対策としては、「お名前.com」の「URL転送plus」という機能を使ったと思います。

 

やり方はもはや覚えてません。

 

親切にやり方を教えてくれている記事がたくさんありましたので、そういうものを見ながら対応した覚えがあります。私は本当にPCに詳しくないので、不親切ですみません。

 

あとこの対策も多分ですが、「サイトマップに登録する」です。

 

サーチコンソールのサイトマップのタブを開くと、「新しいサイトマップの追加」という項目が出てくると思うので、そこに「sitemap_index.xml」「sitemap.xml」「sitemap_page.xml」「sitemap.xml?page=1」の4つを登録する必要があるようです。

 

私の場合、未だに「sitemap_page.xml」だけは「不明」となっており、登録されていないです。4つとも登録されなくても良いのかもしれませんね。

 

この頃はまだラグビーワールドカップの余韻も冷めやらぬ時期でしたので、申請して不承認理由としてこのメッセージが出るたびに

 

「リーーーーーーーーチ!」

 

と心の中で呟いたものでした。

 

その後『お客様のサイトにリーチできません』のメッセージは出現しなくなり次の敵が現れます。

 

『価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)』

 

こいつです。

 

こいつが現れたのは7~8回目の申請のときからだったと思います。リーチくん撃退だけで既に7~8回までいってしまってました。

 

このコンテンツ複製くんは強かったです。

 

最終的には32回目で合格するわけですが、途中1回だけ消えたことがありましたが、その次からまた復活してきたので、ほぼ最後まで戦い続けました。ラスボスみたいなもんです。

 

コンテンツが複製?

複製してるってことは、誰かの記事のマネしてるってこと?

記事をパクッてる、と。

いやパクッてねーし、みたいな。

 

この時点では記事のほとんどは息子の受験のこと、あとは自分のマラソンのことだったので、全て経験に基づく実話。

 

そりゃ受験系のブログ書いている方もたくさんいるわけだから、内容が多少似るなんてこともあるかもしれないけど、でも誓ってマネしてないし。

 

これについても調べまくりました。

 

日記系の雑記ブログがダメで独自性が高いの専門的なブログが良いとか。

私のは日記系に近いかな。

 

独自性が高い専門的なブログって難しくないか?

 

今やどんなテーマでもそれこそググれば出てきてしまうわけなので、それらと違う独自性ってどうやって出す?

 

意図的にマネしていなくても、内容が似通ってしまうことはあると思います。

 

そもそもそんな専門的知識ないし。

 

自分の仕事内容に関わることなら多少専門的知識はあっても、ほとんど公開できない内容だし。

 

少なくとも私が書いていたのは経験に基づく記事ばかりなわけで、それをパクってますって言われても。。。

 

この辺りは結局これといった対策は見つからず、一応CopyContentDetectorという無料のコピペチェックツールがありましたので、アップする記事を毎回確認してはいました。

 

これが対策として効果があったかどうか分かりません。コンテンツ複製に対しては結局最後までちゃんとした原因も分からず、対策もこれといったものが見つかりませんでした。

 

あと注意したのは、記事数とか文字数とか。記事は最低10記事以上とか文字数は2000文字以上とか。

 

あとはNGワード的なやつ。お酒がどうのこうのとか。

 

最初の頃は雰囲気の良い居酒屋さんを紹介みたいな記事も書いてましたがそれらは全て削除しました。

 

この辺りも効果があったのか無かったのか、未だによく分かりません。

 

あとはタイトル。

 

息子の受験の記事はシリーズもののような感じで、高校受験1話、高校受験2話、高校受験3話、みたいな感じでタイトルを付けてましたが、これがダメだと。

 

これが似たような記事をたくさん載せている、つまり「複製されている」と思われてしまう可能性があるとか。

 

なのでタイトルを1話ずつ全部変えてみたり。タイトル変えるたびに、サーチコンソールでインデックスに登録したり。

 

実際には続き物になっているので、「第〇回、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」のような感じで〇〇〇〇のところのタイトルを全て違うものにしました。

 

この対策をした直後の申請のときに1回だけコンテンツ複製くんが消えてくれました。

 

そのときは超嬉しくてやっと撃退できたと思いましたが、でもすぐに次の申請からまた復活してきました。

 

一体なんだったんでしょうか。

 

1回消えたってことは効いたのか?と思いきや、また次から出現してきましたのでやっぱり効いてなかったのか?とか、もう何が何だか分からず本当に悩まされました。

 

コンテンツ複製くんが1回だけ消えてくれた時に新たに登場してきたのが彼。

 

『価値の低い広告枠(コンテンツのないサイト)』

 

コンテンツ無しくん。

 

こちらもかなりの強敵。

 

申請すること17~18回目ぐらいからの登場だったと思います。結局これ以降はずっとコンテンツ複製とコンテンツ無しからのダブルチーム。

 

毎回申請する度に「お前の記事には価値が無い」と言われ続けることに。

 

しかもそれまでは1回申請すると「価値がない」とのご指摘は1つで済んでいたのに、この時からは1回申請すると2つも「価値がない」とのご指摘。

 

「お前には価値がない」「お前には価値がない」と言われ続けてもなお、折れないメンタルを身につけなければいけません。鋼のようなメンタルがないとアドセンスには通らないのです(私は折れてましたが)。

 

あとやったことと言えば、プロフィール、リンク、プライバシーポリシーと問合せフォームを整備したこととか。

 

自分のサイトにプライバシーポリシー、問合せフォームが無いことに気付いたのも、もう既に10回以上申請した後でした。

 

今思えば基本的なことかもしれないですが、何せ初心者ですから分からないことだらけなのです。

 

対策のまとめ

私がとった対策を纏めると大体下記の通りです。

 

  • 独自ドメイン(はてなブログpro)
  • SSL化(https化)
  • 記事数   最終的には32
  • 文字数   2,000~5,000ぐらい
  • カテゴリー数 8
  • プライバシーポリシー
  • お問合せフォーム
  • プロフィール
  • リンク
  • サイトマップ登録
  • 他の広告の設置無し
  • Google Analytics登録
  • Google Search Console登録
  • Google AnalyticsとGoogle Search Consoleのリンク
  • CopyContentDetectorで記事チェック
  • タイトル修正
  • NGワード記事削除
  • 打つ手がなくなり2ヶ月ほど放置

 

大体以上です。

 

審査で戦っている方々に少しでも参考になればと思います。

 

グーグルアドセンス合格後、早速広告を貼り付けてみました。

 

そして1日、2日、3日。。。

 

全く広告が出てきません。

合格したら合格したでまたもやトラブルです。

 

色々調べました。

 

広告を貼るには自動と手動があるようですが、はてなブログの場合自動だと広告が貼られないことが度々あるようです。

 

原因不明です。

 

またもやはてなとグーグルの相性の悪さ発覚です。

 

お願いだから仲良くしてくれ。

 

しばらく経てば勝手に直ったりすることもあるようなのでそれを待ちたいと思います。

 

しかし折角合格したのにそれまで広告を貼らないのもなんなんで、手動で少しだけ貼ってみました。

 

これも開発コードを貼り付けなければならないので私には簡単ではなかったですが、親切に分かりやすく手順を説明して下さっている記事がありますのでそれを見ながら対応しました。本当に助かります。

 

ということで紆余曲折ありましたが、無事に広告も貼ることが出来ました。

 

しかし、今のところまだ1度もクリックされてません(笑)

何事も簡単にはいきませんね。

山あり谷ありですが、あとは継続あるのみです。 

 

まずははてなブログの有料分の費用だけでも稼げるように頑張りたいと思います!

 

では!

32回目の申請でグーグルアドセンスに合格しました!

 

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photo by O-DAN

ものすごく久しぶりの投稿になります。

 

やっとグーグルアドセンスの承認がもらえました!

 

グーグルアドセンスに申請することなんと32回目にしてやっとです。

 

やっと合格することができました。期間にして約8ヶ月です。

 

何度心が折れかけたことか…

というか実際には折れてましたし、正直もう諦めてました。

 

私ははてなブログproですが、はてなとグーグルの相性が悪いという記事もいくつも見つけていました。

 

半ばヤケになって、申請→ダメ、即申請→またダメ、また即申請→当然ダメ、みたいなこともやっていた時期もありました。

 

ネットでも色々調べて、YouTubeでも色々調べて、色んな方が色んなことを言ってますので、その中からこれは!と思うものがあれば参考にさせてもらって自分のサイトを修正しては申請することを繰り返しました。

 

すると調べていくうちに、私が以前していた修正は実はしないほうが良いなんて真逆のこと言ってる記事を見つけてしまったり、直したり元に戻したり。

 

タイトルをちょこっと変えてみたり元に戻したり。

 

記事を下書きに入れてみたりまた出してみたり。

 

リライトしてみたり、リライトし過ぎは良くないって記事を見つけてみたり。

 

もうどこをどう直したらいいのか全く分からない状態。

 

その状態で新しい記事を書く気にもなれない。

 

記事を書いてもそれがもっと悪化させるかもしれないし。

 

とにかく全然ダメで最後はもう完全に諦めてました。

 

もう万策尽きた…

 

ワードプレスに移行して1からやり直すかな、なんてこともチラホラ浮かんだり。でもPCのこと良く分からない私が自分のサイトを作るのもまあまあ大変だったので、またあれを最初からやるの?みたいな。

 

最初の頃は表の入れ方とかも分からなかったので、エクセルで作った表をそのままコピペして入れたり。

 

そしたら画面の横幅に全然収まってないとか、直したら今度は表がなが~くなっちゃっていくらスクロールしても終わらんみたいな表になっちゃったり、とか。

 

それを実際にアップしてましたから(汗)

 

そんなこんなでもう万策尽きたと2ヶ月ぐらい放っておいてから、ふと思い出して何気なく何にも手を加えずに申請してみたら、なんと承認されました!

 

これです。

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グーグルアドセンス合格通知

 

色んな方がグーグルアドセンス合格の記事を書いてますが、必ずこの写真を載せてます。いつも「いいな~」と思いながら見てました。

 

1回目で合格したとか、5記事で合格したとか、そんなんがわんさかあります。

 

すごいですよね。

 

よくこのグーグルさんを相手にそんな横綱相撲をとれるなと感心してました。ときどき私と似たような人もいて、なかなか合格できなくてのパターンの人。

 

20数回目で合格しました~とか。

 

しかしさすがに私レベル(約8ヶ月、32回目)の人はなかなかお目にかかれません。

 

一体今までのNGの原因は何だったのか。。。

そしてなぜ合格できたのか。。。

謎です。

 

結論!

 

「万策尽きるまで対策したら二ヶ月ぐらい放っておいてからまた申請する!」

 

以上。

 

次回は32回目で合格するまでの道のり、31回の失敗の歴史を紐解きます(紐解かんでいいか)。

 

では!

出世を諦めてから考えること

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photo by O-DAN

 

出世を諦める

さて私も40代後半に突入し、最近は中高年に関するものをテーマにブログを書くことが多いですが、今回は「出世」をテーマにしたいと思います。

 

私は大学を卒業して入社した会社にずっと勤めてます。

かれこれ25年ほど。

 

年齢も40代後半に入ってきましたが、このぐらいの年齢になるともう大体自分の将来が見えてきます。

 

サラリーマンとしては多分このあたりで頭打ちだろうと。

 

もちろん、だからといって諦めているとかではなく、今は会社での仕事が本業ですから頑張って働いて出来るだけ貢献したいとは思ってます。

 

しかし以前より出世のことをあまり考えなくなってきているのは確かです。

 

最近では自分のこれから先の将来のことを考えることが少しずつ多くなり、またその際に将来はこうなっていたいという希望もあります。

 

今のまま今の生活を続けていくと、この先の将来なりたい自分になっていけるかどうか。

 

実際には結構なギャップがあったりする現実が見えてきてしまっています。

 

ではそのギャップを埋めるにはどうすれば良いか。

その背景にはお金の問題があります。

 

あなたは出世したいですか?

ここに1つのデータがあります。株式会社マネジメントベースという会社が2017年に行った調査です。対象は601名(25歳から34歳までの男女半数ずつ)のうち、現在働いていると回答した486名です。

 

出世したいですか? 

  • 出世したい 17.7%
  • どちらかと言えば出世したい 31.9%
  • どちらとも言えない 25.7%
  • どちらかと言えば出世したくない 13.4%
  • 出世したくない 11.3%

 

40代、50代になったときにどのポジションになっていたいか

  • 経営幹部になっていたい 21.6%
  • 管理職になっていたい 19.0%
  • 非管理職の立場で働いていたい 25.3%
  • 分からない 24.1%

 

25歳から34歳までが対象ですから割と若い世代の人がどのように考えているかが分かるデータです。「出世したい」「どちらかと言えば出世したい」合わせて49.6%となっています。若い世代ではほぼ半分ぐらいの人は出世したいと考えてます。

 

またその若い世代が自分が40代、50代になった場合には管理職以上にまで出世していたいと考えている人は約40%となっています。 

 

私もかつて同じような年齢のときには、出世はしないよりはしたほうがいいのかな~程度には漠然と考えていたと思います。年齢が上がるにつれて、自分の同期や12つ上、12つ下の先輩や後輩のポジションが気になるようになりました。

 

次のデータです。株式会社 パーソル総合研究所が全国男女15-69歳の有職者1万人を対象に2017年に調査したデータ「働く1万人成長実態調査2017」です。

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株式会社 パーソル総合研究所調べ「働く1万人成長実態調査2017」

 

 

 

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株式会社 パーソル総合研究所調べ「働く1万人成長実態調査2017」

 

どうでしょうか。

 

上のデータと私の年齢、私が今考えていることもほぼ合っています。多くの方が同じようなタイミングで同じようなことを考えているということがある程度証明出来ていると思います。

 

私は現在部長補佐というポジションです。将来的にはもしかしたら部長補佐の補佐がとれて部長までは昇格できる可能性はあるかもしれないと思ってますが、多分仮に昇格したとしてもそこまでだろうと思ってます。今のポジションで終わる可能性も十分に考えられます。部長の上となると執行役員、取締役となります。

 

現在のポジションについたのは13年前で、それから昇格してません。ここ数年の年収は850万円~980万円程度。1,000万円を超えることはありません。年間で100万円強の幅があるのは、業績によって賞与に差が出るからです。月々の給与は生活給ですから一定です。昇給すれば昇給した額で一定です。賞与はあくまで賞与なので業績の状況によって結構幅が出てしまいます。

 

この収入が多いと感じるか少ないと感じるかですが、私の感覚では少ないとは感じていませんが、実際の生活で余裕があるかと言えばそんなことは全くなく、結構ギリギリの生活をしています。

 

ここまではデータとある程度相関関係にありますので、割と一般的なのだろうとは思います。

 

自分はどうしたいのか

さらにこんなデータがあります。アクサ生命保険株式会社が20173月に全国の20代~50代の800人の男女を対象に実施した「将来のお金に関する意識調査」です。

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アクサ生命保険株式会社調べ「将来のお金に関する意識調査」

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アクサ生命保険株式会社調べ「将来のお金に関する意識調査」

このような中、将来に不安を持っている人の割合は40代で約82.3%、50代では76.5%。6ポイント下がっていることは少し気になります。50代になると不安が解消されていくのでしょうか。

 

いずれにしても自分の将来の生活に向けて80%前後の人が不安を感じていると回答しています。将来の不安に対して十分な取り組みをしていると答えた人は僅か4.1%。多くの人は不安を感じていながら何も対策をとっていないというのが現状のようです。

 

取り組んではいるが十分とは言えないと答えている人の割合が43.5%です。私もここに入ると思います。私も以前「定年を考える」「老後6,000万円以上足りない?複数の収入ルートをつくる」というブログで書きましたが自分で何が出来るかを色々と考えながら実行に移したいと思っています。60歳の役職定年まで10年以上ありますが、時間はあるようで実は意外と少ないような気がしています。

 

自分はどうしたいのかをしっかりと考えていかなければいけません。

 

では✋

老後6,000万円以上足りない?複数の収入ルートをつくる

さて、前回からの続きです。

 

www.kotenoblog.com

 

将来の自分の収入と支出の割合をシミュレーションをして、生活費が不足してしまう場合はどうするか。これに対しては私もまだ色々と考え始めたばかりですし、悩んでもいますし、明確な答えが出ている訳ではありません。

 

答えが出ていない中で、現状としてはどのように考え、どのように行動しようとしているかを書きたいと思います。

 

老後2,000万円不足問題の続き

前回も書きましたが、私も自分でもシミュレーションしてみました。概算ではありますが、足りないのは2,000万円どころではないような気がしてます。あの資料では生活費が約26.5万円となってましたが、まずそこが疑問です。

 

たまには旅行にも行きたいですし、孫にもお小遣いもあげたいです。自分の趣味などにもお金は遣いたいです。子供が結婚してお金がかかるような時期には少しは援助できるぐらいの貯えも持っておきたいです。そう考えるとざっくりですが、月々40万円~45万円ぐらい必要なのではないかと思いました。ものすごく概算で算出しています。

 

年金も資料の通り約21万円だと仮定して計算してみます。

 

  • 月の生活費が40万円の場合 → 6,840万円不足
  • 月の生活費が45万円の場合 → 8,640万円不足

 

どうでしょうか。足りないのは2,000万円どころではありません。将来を考えると不安になる訳です。

 

老後も働きたいかどうか

さらにざっくりと将来を想像してみます。60歳以降または65歳以降も働く場合になにをするか。そもそもお金が足りる足りないの前に、老後も働きたいのか働きたくないのか。

 

私は体が健康なうちは働きたいと思ってます。

 

上に記載したシミュレーションは本当に概算なので、これがこのまま不足するという話ではありません。定年した後までもう働きたくないなと思う場合は、収入内に収まるように支出を調整することが必要になります。

 

私は仮にお金が足りているとしても、1日中やる事が決まっていない生活というのは想像できません。貧乏性のせいか暇なのが嫌なんです。さらに私の場合はある程度お金を遣う生活をベースに考えており、現状路線のまま何も準備をしないで老後を迎えるとお金も全く足りそうもありませんので、定年後も働くことは間違いないと思います。そこで「では何をして働くのか。何をしてお金を稼ぐのか」という話に繋がっていきます。

 

まだ60歳の役職定年まで10数年あります。その間に出来ることは色々あると思います。この点から今後自分がどういう方向に進めば良いのかを考えてみます。

 

今から始めれば全然遅くはないと思いますが、決して早いわけでもないと思ってます。どうなりたいかのイメージだけは少しずつ湧いてきていますので、後はその方向に向かって行動していくのみとなります。

 

多分色々と失敗することもあると思いますので、リスクの少ないものから順次実際にとりかかってみようと思ってます。

 

現在の自分から見た将来の自分はどうなっていたいのか

現時点ではかなり希望的観測でも甘々の考えでも良しとします。この観点から考えたいと思います。

 

どのような仕事をしたいか。私は普通に会社勤めをしている普通の会社員です。将来はこの形態の仕事を続けようとは思ってません。時間や場所など拘束がある仕事はもうしたいとは思いません。どこかに所属して、一定時間の労働の対価として給料をもらう。この形態の仕事は一旦外して考えてます。

 

時間に縛られず自由にやれる仕事。こうなるともう選択肢はなく一択です。

 

自分でやるしかありません。

これがベストです。

 

出来るかどうかは分かりませんが、その方向へ向かって行動していきたいと思います。では自分でやれる仕事は何があるか。どのような事で収益を得ることができるか。

 

実際にやってみる

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photo by O-DAN

今既に始めているものも2つあります。

1つ目は株

これは仕事と言えるかどうかは別として至って簡単です。種銭があれば誰でも始められます。私は「スイングトレード」という方法で売買をしています。「デイトレード」は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。私の場合は日中は仕事をしておりますので、株式チャートなど見ていられません。売買も業務時間内は難しいです。そのため、一瞬の判断を要するような運用はまず出来ません。

 

デイトレードは1日に何回も売り買いして利益を出していきますが、スイングトレードは数日から2-3週間かけて利益を出すことを狙います。

 

  •  過去数年に渡り継続して利益を出している
  •  売り買いの量がそこそこある
  •  超メジャーな銘柄ではない

 

このあたりを基準に銘柄を5つほど選んで、その5つの銘柄の中からしか買わないようにしています。ひたすらその5つの銘柄を買ったり売ったりします。するとその5つの銘柄しか見てませんので、その5つの銘柄のトレンドは大体は分かるようになります。もちろん株は未来を予想するので、外れることもしょっちゅうですが。

 

その為、自分で売りどきのルールを決めます。私の場合、10回の売り買いで勝率を30%に設定しています。10回中7回は負けてもいいことになります。

 

  • 利益が10%出たら売り。
  • マイナスが2%出ても売り。損切です。

 

こうするとどうなるか。

 

  • 10% × 3回 = 30%の利益
  • -2% × 7回 = -14%の損益

 

7回負けても、差し引き16%の利益が出ます。これを同じやり方で何度も繰り返して複利で増やしていけばそれなりになると思います。私は種銭が少ないので大した利益は出てませんが。株は一定のルールや自分で決めた基準に沿ってやれば大損をすることはあまりないと思います。月に16%の利益を出して複利で増やしていければ理想的です。

 

利益を出すことよりも損失を出さないことのほうが重要です。株価が下がっていった際に損切り出来ないほどに下がってしまうのを避けるために、株を購入し保有した瞬間に購入した価格の-2%の株価で指値を入れます。これさえしておけば、最大でも2%の損失で収まります。逆に利益が出ているときは多少余裕を見ながら売買できますので、状況を見ながら10%程度の利益が出たら利確するようにしています。

 

大儲けを狙って信用取引をしたり、また損失を埋めるために一発逆転を狙ったりすると株もギャンブル化していきますので、どんどん危険になっていきます。ギャンブル化しない為に、私は空売りや信用もやりませんし、自分で決めたルールを守るようにしてます。長期的に利益を出すことを考えてます。

 

これが収入源として計算できるようになるかどうか、しばらく時間をかけて運用してみたいと思います。

 

2つ目はブログ

これはまだ始めて間もないですが、今まさにやっている最中です。色々と勉強もしていますが、SEOとかよく分かりません。ただブログを書く上で色々調べたりアウトプットしたりは、自分では意外と嫌いではないのでこれで収益化出来るならやって損はないと思います。ノーリスクですから、やるだけやってそれでダメなら止めても良いのです。ブログで収入を得る仕組みもやっと少しずつ理解できてきました。

 

次は将来的なステップ。これから準備していくもの。

 

起業

実は将来的にはこれが一番興味があり一番やりたいことです。ただし一番ハードルが高いとも感じています。これも書籍を購入し色々と調べている最中です。自分が働いている会社のようなものをイメージしての「起業」となると資金も必要になりますし、リスクも大きくなります。ハードルはかなり高いと思いますので、このパターンは考えてません。

 

そこでまずは割と簡単に始められそうな一人起業のようなやり方です。会社に所属している状態で現在の収入は確保しつつ、リスクの少ない状態でスタートできる方法なので、まずはこれで実現したいと考えています。

 

上のブログ運営なども個人起業の考え方に少し通じる部分があると思います。また個人起業の際の税務署への登録は出来るだけ早いうちに、出来れば来年の春あたりを目途に登録を済ませ、仕事を始められる環境にしておきたいと考えております。

 

準備が整い次第出来るだけ早く始めてみようと思います。

 

リスクさえなければ失敗も出来ますので、とにかく一度始めてしまおうかと思ってます。始めた後に分かることも色々あると思います。副業禁止の会社などにお勤めの場合は奥さんを事業主にするパターンもあります。

 

全体的にはまだ考えもまとまってないですし、正解が何かも分かってないですが、とにかくこういうことを選択肢として持つ、色々調べてやってみようと思うことがあったら実際にやってみる、ということが今の私には大事なのではないかと思ってます。

 

では✋

定年を考える

さて、アラフォーと呼ばれて嫌だなと思っていたあの頃。気づけば既にアラフィフに近づいてしまった今日この頃。

 

最近というか結構前から少しずつ考えるようになり、年を追うごとに段々とリアルになってきたテーマ。

 

定年を考える

定年退職したらその後どのように過ごしていくのか。

 

一般的には60歳定年の会社が多いのではないでしょうか。私が勤めている会社も同じで60歳が定年退職の年齢となります。その本人が希望すれば65歳まで再雇用契約を結ぶことが出来ます。

 

私は営業職なので、仲良くさせてもらってるお取引さんとかと会食させてもらう機会が多いですが、割と歳の近い方が多いので最近ちょくちょく話題に挙がるようになってきました。

 

冒頭にありますように既に50歳が近付いてきている私にとって他人事ではなく妙に気になりだしてきております。自分の中では今最も旬なテーマと言ってもいいかもしれません。お取引さんは所謂大手と呼ばれるような企業に勤めている方が多いです。ちなみに私が勤めている会社は全然大手ではありませんが。

 

まず役職定年、所謂「役定」。これが大体60歳が多いようです。早いところだと55歳というところもあるようです。

 

私は大学卒業してから最初に就職した会社に今でも勤めております。私が勤めている会社でこのまま定年退職を迎えるとどうなるか。

 

まず60歳で役職定年を迎えます。

 

ここで一旦退職の手続きをし、退職金も受け取ります。役職定年という名前の通り、ここで役職が解かれます。現在私は部長職ですが、役職定年後は役職が無くなりますから平社員になります。そして給料は定年を迎えた時点の年収が100%として比較すると大体50%~70%まで減ります。どの程度の割合で収入源となるかにつきましては個々に差があるようなので一概には言えませんが、3割から最大で5割ぐらい収入が減るわけです。

 

60歳以降は1年ごとの契約となり、本人が希望すれば、が前提となりますが、65歳までの再雇用契約は約束されています。

 

つまり現時点で自分の将来を考えた場合、最長でこの65歳の再雇用契約終了までは、一応ある程度は収入が計算できることにはなっています。

 

 考えるポイントとしては以下の2点

 

  • 役職定年後60歳以降どうするか
  • 再雇用終了後65歳以降どうするか

 

上記2点のポイントを考える上で私の重要なポイントは以下の数点

 

  • 子供の教育費
  • 住宅ローン
  • 生活費
  • その他

 

つまりお金が足りるのか、足りないのか。

 

要は自分が死ぬまでにあと幾ら必要で、その分を補える公算が付いているかどうか、です。それを出来るだけ早めに見極め、足りない場合にはそれに備えなければいけません。費用の概算を算出し、足りないのであれば事前に対策を立てておく必要があるのではないかと日増しに強く感じてきているところです。

 

老後2,000万円不足問題

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金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書から“老後2000万円問題“が話題となりました。

 

なぜ老後に2,000万も不足するのか。

その根拠をざっくりとご説明します。

 

夫65歳、妻60歳で夫婦ともに無職と仮定します。30年後、夫95歳、妻90歳まで生きることを前提に算出されています。

 

ひと月に必要な生活費が約26.5万円、収入は年金のみで月々約21万円です。毎月5.5万円不足します。これが30年続いた場合どうなるか。

 

5.5万円×12ヶ月×30年間=1,980万円

 

これが老後2,000万円不足すると言われた根拠です。この根拠に基づくと退職後には最低でも2,000万円程度の預貯金を保有している必要があるということになります。

 

もっと詳しく知りたい方はこちらへ↓。生活費の具体的な内訳なども示されています。

 

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書

「高齢社内における資産形成・管理」

 

あくまでの1つのモデルケースに過ぎないので、誰もが該当するわけではないです。

 

とは言え、多少の差はあるにせよ、考え方としては概ね当てはまるのではないかと思います。自分の場合に当てはめて、自分の場合ならどのようになるのかを算出する必要があります。

 

年金はいつからいくらもらえる?

年金は65歳からもらえることになってます。

 

65歳からいくらもらえるか確認しておいたほうが良いと思います。日本年金機構の「ねんきんネット」というページで調べられます。

 

まずはこの「年金ネット」で自分のアカウントを作ります。「将来年金がいくらもらえるか」については50歳を過ぎないと分からないようです。まだ年金分として払い込んだ金額が少ないから、ということです。現時点でもこれまでに自分がいつからいくら払い込んだかは分かるようになってます。 

 

私の場合は、65歳までは再雇用、65歳からは年金が主な収入源になります。それで足りない場合は、65歳以降もさらに就職先を探す必要があります。

 

65歳以降の職探し

ここで事前に準備をしていた場合としていなかった場合とで差が出てしまうと思います。事前に準備をしていない場合は、65歳で完全に定年退職した後、シルバー人材センターなどで新たに職を探すことになります。アルバイト程度のものであれば探すことは可能だと思います。但し、今まで数十年やってきた仕事、業界、職種などとは全く関係ない職につくことも結構多いのが現状です。

 

製造や清掃などの軽作業や警備の仕事が割と求人が多いようです。これはイメージしやすいです。マンションの管理人などは人気の求人ようですが、倍率も高く採用は厳しいようです。

 

ここまでのまとめ

 

  • 自分の将来的な収入を計算する
  • 自分の将来的な支出を算出する
  • 足りるのか足りないかをシミュレーションする

 

シミュレーションして足りないとなった場合にはどうするか、については次回以降に続きます。

 

では✋