こんにちは。KOTE(こて)です。
ついに念願のソロキャンデビューしました!
1年以上も前からソロキャンに興味を持ち始めて準備をしてきました。
とりあえずやってみた率直な感想としては?
思ってた通りとても楽しかったです。
私には合ってると思いました。
1年以上もの年月をかけて観たキャンプ動画は1,000本は下らないと思います(暇なのか
)。
ギアにかけた費用はざっと11万円ぐらい。
正直これでつまらなかったらどうしよう。
1年以上かけてギアを集めている間に、一度も行くことなく飽きちゃったらどうしよう。
そんな気持ちもありました。
でも、行って良かった!
今はソロキャンデビューして数週間経ちましたが、もうそろそろまた行きたい気持ちになってきてます。
これは自分の中で新たな趣味として完璧に認定されました。
まずはキャンプ場選び
ギアも揃えて、あとは実行あるのみ。
そうなるとキャンプ場選びです。
イメージは決まってました。
「川」です。
きれいな川のそばでキャンプしたいと思ってました。
神奈川県在住の私としては、あまり遠くに行きたいとも思っておらず、適度な近さというか距離というか。
とりあえずは神奈川県内のキャンプ場を探してました。それでも適度な自然はもちろん必須条件です。大自然過ぎるのは初心者にはハードル高いし、なんならコンビニまで結構近い、みたいな。
キャンプ場は高規格じゃなくてもいいけど、それなりにきれいなところがいいな。
で、なるべく安く。
キャンプ場には人が多すぎず、少なすぎず、そこも適度な感じ。
そんな観点でキャンプ場を探しました。
人が多すぎてイモ洗い状態のようなキャンプ場は嫌ですね。私なんか初のソロキャンですから、テントもまともに張れるかどうかも分からんし。まわりに慣れたベテランキャンパーばっかりいたらちょっと気になっちゃいます。
頭の中の勝手な妄想。
そう思われるかどうかも分からないのに、そう感じてしまう。このパターンだと間違いなくつまらなくなります。
普段一人で居酒屋に行くようになった初期の頃がこの感じでした。多分実際には私が一人で飲んでいようと誰も気にしてないと思います。
でも。
「あいつ一人で呑んでるじゃん、さみしー」
みたいな勝手な妄想。
この妄想が出るときは決まって全くつまらないです。
人が自分をどう思ってるか。
これは一生分からないので気にしてはいけません。気にしても正解は分からないし。合ってるかどうかを確認する術がない。
なので気にしても仕方がないことなのです。
一人飲みに関しては長い時間をかけて自分に合うお店を見つけています。会社付近に二軒、途中に一軒、自宅の最寄り駅付近に二軒あります。これと同じように段々自分のお気に入りのキャンプ場が見つかればいいなと思ってます。
話を戻します。
他人の目を気にしても仕方ないということは分かってるのですが、とは言え初心者の私にとっては自分のキャンプに集中したいので、あまりに混んでいるところは避けたい心境でした。
逆に完ソロも困ります。
私がYouTubeなんかでよく観ているキャンパーさん達は完ソロだと逆に喜んだりしてますが、私はちょっと完ソロはダメです。はっきり言って怖いですので。
自宅からの適度な距離と適度な自然、そして適度な空き具合。
そして「川」。
失敗したくないので、キャンプ場選びも中々難しいです。
これらの条件を踏まえて相模原市にある道志川沿いのキャンプ場を中心に探しました。この辺りキャンプ場がたくさんあります。候補に挙げたところもたくさんありました。
- 青野原オートキャンプ場
- 青野原野呂ロッジキャンプ場
- 青根キャンプ場
- 新戸キャンプ場
- このまさわキャンプ場
- 神野川キャンプ場
- 音久和キャンプ場
などなど。
事前にいくつか候補を絞り、でも確定はせずに出発しました。
さあいよいよ出発です!
出発の日は日曜日、天気は晴天です。
と、ここで。
「やっぱりホームセンターに寄って行こう」
今回なるべく費用をかけたくなかったので、買うのを抑えていたもの。でも当日どうしても不安になり朝一で近くのホームセンターで下記4点を購入。
- 焼肉トング
- メスティン
- ケトル
- 火消壺
締めて3,783円。
火消壺も結局買ってしまった。こんな直前で買うぐらいなら余裕を持って揃えておけば良かった。
でもこれで心のモヤモヤがなくなりました。
心置きなくキャンプに行けます。
さあいよいよ本当に出発だ!
ウキウキしながら道志川方面に向かいます。
日曜日なので道は結構混んでます。
国道16号で八王子方面に向かい橋本を超えたあたりを左に折れます。この辺りから徐々に道が空いてきました。
キャンプ場が結構近づいてきたので最寄りのスーパーで食材を買い込みます。マルエツだったかな。
この時点でもまだキャンプ場は決まってません。そこの駐車場から候補に挙げた1つのキャンプ場に電話して状況を確認してみました。
予約のいらないキャンプ場で「青野原オートキャンプ場」というところです。そのスーパーから青野原キャンプ場までの距離はほんの5キロほどです。
私「あ、あの~。きょ、今日キャンプしたいのですが、空いてますでしょうか?( ̄▽ ̄;)」
青野原「あ~、デイキャンプですか?ちょっと一杯ですね~。泊りならなんとか大丈夫ですけど!」
え?デイキャンプ一杯?
泊りはOK?
おれは泊りだけど。。。
やばい。。。どうしよ(◎_◎;)
一杯か~、混んでるだろうな~。。。
いきなり予想外です。
その日は日曜日。
日曜月曜で一泊する予定。
初日は日曜だからそこそこ混んでるかもとは思ってはいたけど、ほとんどの泊りの人は土日で来る人が多いだろうから日曜月曜で泊りの人はあまりいないだろうとの読みでした。
それは当たってたようです。
ただ、デイキャンプの人で一杯?
デイキャンってことはその日帰るってこと。
車やバイクで来てる人が多い筈。
つまりお酒は飲めない。
お酒飲まないキャンプのイメージが全くつかない私の予想をいきなり超えてきました。
お酒飲まないでキャンプする人がそんなに多いとは思わなかった。
私「あ、そうなんですね。分かりました。すいません。ちょっと考えてからまたかけます( ̄▽ ̄;)」
青野原「はーい!」
デイキャンパーで一杯なのか~。
きっとファミキャンも多いんだろうな~。
どうしよう。。。
色々考えた私は一旦青野原を保留することに。それにしてもこの時期でまだこんなに混んでるのか。
キャンプ人気恐るべし。
そして続いては候補のキャンプ場が混んでた場合に備えて、穴場的存在としてピックアップしてあったキャンプ場。ここに白羽の矢を立てました。
その名も。
音久和(おんぐわ)キャンプ場!
YouTubeでもあまり動画が挙がってないキャンプ場です。かなり穴場だと思います。僅かに挙がってる動画を観るとどのYouTuberさんも「空いている」「きれい」などのコメントがあります。
こちら、キャンプ場の電話番号をネットで探すも見つけらずそのまま向かうことにしました。(後から見たら簡単に見つけられたので、↓のキャンプ場基本情報の欄に記載しておきます)
青野原オートキャンプ場の先、約10キロぐらいです。
このあたりまで来ると道はガラガラです。
気持ち良く運転できます。
さっきのスーパーからも結構あっという間につきました。
管理棟のようなところがあります。
空いているか聞いてみよう。
私「あ、あの。。。泊りでキャンプしたいんですけど、今日って空いてますか?( ̄▽ ̄;)」
音久和「ああ、空いてますよ~。どうぞ~!こちらで受付お願いします~!」
私「ああ、そうっすか、良かった(^^;)」
音久和「あのー、うちには以前も来て頂いてます?」
私「いえ、初めてです(^^)」
音久和「なんでうちに?」
私「え?あのー。。。なんで?なんでかな~。YouTubeとかでみてて。。。( ̄▽ ̄;)」
音久和「あ~~、YouTubeね。はいはい。リピートしてくれたらどんどん安くしますよ~!」
そんなたわいもない会話をしつつ、キャンプ場での注意事項など説明してくれました。管理人さんと思しき人はどうやらご夫婦のようでした。
一泊の料金をお支払いしました。日曜月曜の一泊で3,500円でした。1人で普通の車1台で区画内ではテントもタープもOK。リピートするとさらに安くしてくれるそうです(^^♪
注意事項など一通りの説明の受け、いざサイトに移動します。ご主人が軽トラで先導して案内してくれます。受付の際に購入した薪二束もご主人も運んでくれました。管理棟からサイトに移動する道はかなり急な下りの激坂でしたが、普通の2WDの車で問題なく行けました。
そしていざサイトに着くといくつもビックリすることが( ゚Д゚)!
まず、超きれいです。
思っていたより全然きれい。
設備は古いですが、整備は行き届いている感じ。
「やば!超きれいじゃん!」
そして、キャンパーさんほぼいません。
私の他に2組だけ。
さっきの青野原がデイキャンで入れないほど一杯って聞いた後だったのでこのギャップに少し驚いてしまいました。
「やば!ガラ空き」
と私。
「どこでも好きなところ選んでいいよ~。貸し切りみたいなもんだからさ~」
と、ご主人のお言葉。
気の良いご主人です。
それではお言葉に甘えてということで好きなところを選びました。
川沿いの区画です。
事前に思い描いてた通りのイメージ通りの場所を選ぶことが出来ました。
この一泊二日の初ソロキャンの中で何回「やば!」とつぶやいたことか。
もちろん良い意味での「やば!」です。
新鮮な驚きがいくつもありました。
日程選び
日程はなんとなく日曜月曜の一泊が良いかなと前から考えてました。
やっぱり土日は一番混むだろうし。
例えば月曜火曜とか火曜水曜なんかの一泊だと仕事を二日間休まなきゃいけなくなる。
それだと今後も気軽には行けないし。
金曜土曜でもいいんだけどね。
日曜月曜だと土日の泊りはいるだろうけど、大体のキャンプ場はチェックアウトが午前中ぐらいだから土日の泊り組は日曜の午後には帰る筈。
で、日曜にデイキャンで来る人もウィークデイに比べれば多いかもしれないけどそんなにはいない筈。(←前述の通りこの予想は外れました)
どちらにしても1日は仕事を休むスケジュール。
結果的には日曜月曜の選択は良かったような気がします。今後も定期的に行くと思うけど、基本的には日曜月曜の一泊で行くパターンになりそうです。
さて今回の初のソロキャンでいくつか想定通りにいかないことがありました。
まず1つ目。
タープ張り挫折(T_T)
タープ、途中まで張って途中で挫折しました。すこ~し風が吹いてたのですが、その風に翻弄されてこっちを直している間にあっちが倒れて、あっちを直している間にこっちが倒れて、みたいな。
行ったり来たり。
ドタバタです。
初心者丸出し。
でも周囲に別のキャンパーさんもおらず、お隣のキャンパーさんまで100メートルぐらい離れてたので特に恥ずかしさもなく。
そして潔くタープを諦めました。
「よし、今日はタープやめ!テントのみ!( ̄▽ ̄)b」
自分の実力の程を思い知らされた瞬間でした。
しかしこんな初心者丸出しのことをやってる間に結構時間も経ち少し陽も陰ってきてしまいました。
「やばい。。。このままだとテントすら張れないうちに陽が暮れてしまう。。。(◎_◎;)」
きっとこれはどんな初心者も通る道なんでしょう。(多分)
タープ張るのも思ってたより難しい。
潔くタープは諦めテント張りに移行。
しかしこれも結構簡単に設営できる筈のテントなんだけど、まあまあ手こずりながらなんとかテント張りは成功!
「やば!かっこいい(*^-^*)」
DODのグランドシートも丁度良い大きさ。
本当はタープで使う筈だったポールをキャノピー跳ね上げに使用。
これはまさか完璧なのでは?
と、こんな感じで失敗もありつつ、成功もありつつ、自画自賛もしつつで既に結構楽しい。
とにかく初のソロキャンです。
予習は完璧の筈です。
しかしほとんど全てのギアもデビュー戦で使うの初めて。
やりたいことたくさんです。
散々見たことあるけど、やったことはないという状態。
バトニング。
フェザースティック。
ファイヤースターターでの火起こし。
これらは事前に頭の中で散々シミュレーション済。
「ま~、この程度はね。簡単だろ。」
まずはバトニング。
そしてフェザースティック。。。(◎_◎;)
ま、こんなもんで勘弁してやるか。。。
フェザースティックはこれ1本のみ。
渾身の力作。
いよいよ火を起こします。
そして「キャプテンスタッグ ヘキサステンレス ファイアグリル M-6500」登場!
薪を細くバトニングして、小枝のようにしたものを10本程度用意。
フェザースティックは渾身の1本。。。(◎_◎;)
ファイヤースターターを使う場合は麻紐をほぐして火をつけるのが定石だけど麻紐もなかったので新聞紙で代用。
ファイヤースターター発動!
「ファイヤーー!」
一人で呟いてみる。
つきました。
一発で成功です。
消えないようにすぐに小枝を乗せていきます。
やぐらを組むような感じで。
渾身のフェザースティックもすぐに出番です。
あっという間に火が大きくなってくれました。
これは成功と言っていいのではないでしょうか。
さて、火もついたし夕ご飯にしよう(*^-^*)
まずはビールで乾杯!
もう既に夕暮れ時です。
料理なんかほとんどしたことない私は焼肉と焼き鳥をチョイスしておりました。
肉ばかりもなんだしあとサラダ。
念願の焼き鳥。
ずっとこの焚火台のこの一辺を利用して焼き鳥焼きたいと思ってました。
1つ希望達成!
ダイソーの鉄板も活躍してくれてます。
1つ110円×2枚です。
と、初体験のことを楽しんでいるとすっかり周囲も暗くなってきました。
「さぶっ。。。」
やはり神奈川県内とは言っても自然が相手。
予想外のこともいくつか起こりました。
まず、寒さ。
その日は晴れてましたが、暗くなるにつれてどんどん寒くなりました。
温度計でちょくちょく温度を確認しました。
最低気温は7℃でした。
かなり寒い🥶
焼酎をロックで飲んでたのもいけなかったのかも。
お湯割りにすれば良かった。
どうしても事前にイメージしていた通りに進めようとしてしまう悪い癖。
臨機応変の対応ができてない。
そしてもう1つの予想外。
「暗いっ」
夜になったら真っ暗になってしまいました。
あたりは全くの暗黒の世界。
漆黒の闇。
明かりと言えば焚火とランタンの明かりのみ。
100メートル離れたお隣さんの明かりがどんなに心強かったことか。
私が持っていたのはLEDランタンとオイルランタン各1つ。
事前のイメトレでは、焚火しながらオイルランタンに明かりを灯してグラスを揺らしながら雰囲気を楽しむ予定でした。
しかし、実際には周りが暗すぎてオイルランタンの雰囲気を楽しむ余裕もなく、役に立ったのはLEDランタンのほうでした。
こういうちょっとした予想外も終わってみれば楽しいもんです。
また次回に向けて作戦も立てられます。
寒かったり暗かったりしましたが、食事は楽しくおいしくいただきました。
酒もおいしく飲みました。
PCを持参してましたので、サッカーの試合を観ながら。
これは最高でした。
こういう予想外の寒さ暗さの中で心強かったのはポータブルバッテリーでした。
これは予想通りです。
スマホ、PC、LEDランタンをほぼほぼ翌朝まで繋ぎっぱなしで約50%の消費でした。次回の冬キャンではこれに電気毛布を中から弱ぐらいで繋げたらどうなるかを試してみたい衝動に駆られてます。
キャンプ場にも消灯時間があります。
22時です。
この時間になったら、焚火を消してランタンなどはテントの中へ。
キャンプ場基本情報
- キャンプ場:音久和(おんぐわ)キャンプ場
- 住所:神奈川県相模原市緑区青根2861-2
- 電話:042-787-0968
- 料金:3,500円(ソロ、日曜月曜の一泊二日、車1台、区画内テント、タープOK)
- トイレ:場内に一か所です↓。大きいほうは和式でした。洋式じゃないのが玉に瑕ですが、とてもきれいなトイレでした。
大体以上となります。
人生初のソロキャンプをご紹介させていただきました。
次は冬の間に行ってみたいと思ってます。
そうなると必要なアイテムが!
電気毛布と、リフレクターが欲しくなってきてます。
これが噂に聞く「沼」というやつか(*_*)
キャンプこわ…
そしてキャンプ最高!
それでは最後まで読んで下さいましてありがとうございました!
では!