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中学、高校、大学、受験するならどこからが有利?

さて、新型コロナが猛威を振るう中、部活も中止で暇を持て余している息子は昨日も今日も学校の友達と遊びに行きました。

 

つい先日は慶應高校の行事の1つである選択旅行という修学旅行のようなものに行ってました。3年間の間に4回程度行く機会があるようです。全てに参加する必要もなく、名前の通り選択していくわけですが、行先も多様で海外では北米や欧州、アジア、など多岐にわたり、国内も北から南までいくつものパターンが用意されていて、自分で好きなものを選んでいくことになります。今回は新型コロナの影響もあり、場所によっては中止になったようです。

 

それを3年間で最大4回。高校の多感な時期に好きな場所に気の合うメンバーと複数回旅行できるわけですからこんな楽しいことはないと思います。

 

相変わらず高校生活を満喫しているようです。

 

こんな学生生活を送ることが出来るなんて羨ましい限りです。たくさん良い思い出を作って欲しいと思います。

 

前置きが長くなりましたが、受験に思い入れのある私は今回は中学受験、高校受験、大学受験のどこで受験するのが良いのか私見を述べたいと思います。慶應をベースにしております。

 

中学受験の結果

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photo by photoAC

 

息子も中学受験を1校だけ受けていました。周囲には中学受験する子たちが割と多い環境ではありましたが、我が家では中学受験は考えておりませんでした。しかし息子が小学6年生の10月か11月頃になってなぜか急に受験したいと言い出しました。

 

受けたのは公立の中高一貫校です。それまで何も受験対策はしておらず、はっきりと時期は遅いですが、それでも受けてみたいとのことでしたので、どうせ受けるなら出来るかぎり対策をとろうということになり、当時通っていた湘ゼミの通常クラスを一旦やめて、同じ湘ゼミの中高一貫校対策クラスに入りました。かなり短期間でしたが、集中して対策をとり受験に臨みました。

 

しかし結果は不合格でした。

 

中途半端ではありましたが、一応中学受験も経験するにはしたわけです。冒頭で触れた通り、息子の周囲には中学受験を目指して早くから塾に通って対策をとっている子たちも多くいました。ほとんどがSAPIXや日能研に通ってました。その多く子たちは自分の望む中学校に進学しています。

 

今は息子は高校受験で慶應に入学しましたが、今から振り返ってどちらが良かったかとの思いを巡らせたときにいくつか思うところがありますので、それを書きたいと思います。

 

中学受験のメリット

  • まだ子供が素直
  • 高校受験がない分大学進学対策に時間をかけられる
  • 大学まで一貫の場合は大学受験もない
  • 中学・高校での環境が良い

 

高校受験のメリット

  • 中学受験で優秀層がある程度抜けている
  • 大学受験がない
  • 高校での環境が良い

 

中高どちらの受験でもその後の受験がないというのは私にはメリットに感じられます。その空いた時間で別のことが出来るからです。その空いた時間で何をするかはかなり重要だと思います。

 

また当然ですが、どのような環境で過ごすかということもとても重要な要素です。偏差値はもちろん大事ですが、その学校に合う合わないはそれより大事だと思います。入学してから「やっぱり合ってない」とか「イメージと違う」とならないよう、入念に細部にわたるまで確認することが必要だと思います。自分で納得して入った学校であれば、入学後に後悔するようなことはほとんどないのではないかと思います。

 

最終的には大学をどうするかで決める

どのステージで受験するかを判断するに際し大きく分けて2通り。

 

  1. 大学で国公立や医学部に進みたい
  2. 大学は早慶MARCH等の私立大学に進みたい

 

1の国公立と医学部を視野に入れている場合は、中学受験での中高一貫校がベストだと思います。

 

我が家でも最初から慶應進学を考えていた訳ではありません。そもそも中学受験をしようという考えもありませんでした。上に書いた通り、急遽1校だけ中学受験しましたが、もし中学受験で公立の中高一貫校に合格していれば、その学校に進学していたと思います。中学受験は失敗したので、地元の公立中学に進学したのですが、ここでも内申点が悪くなければ公立高校を目指したと思います。

 

この当時は将来的には大学は国立や医学部もあるか?と息子の将来に勝手な希望を抱き書籍など購入し多少調べた時期でもありました。あくまで結果論ですが「中学受験をもっとちゃんと検討するべきだったな」と後になって思ったことが何度もありました。単純に選択肢を1つ減らしたことによる後悔です。

 

国公立や医学部に進むことを視野に入れているなら、私立の中高一貫が圧倒的に有利です。我が家は神奈川県在住ですが、神奈川であれば聖光学院や栄光学園、浅野高校などが有名どころで、この辺りの中高一貫校に通うのがまず間違いない選択だと思います。息子の中学受験組の友達は何人も上記学校に進学しました。

 

また医学部ですが、これは経済的に問題がなければ私立でも良いかと思います。その場合慶應の附属などから内部進学するというのも1つの手段です。我が家で医学部を一瞬検討した際には、経済的に私立の医学部は有り得なかったので、国公立の医学部へ進む選択肢しかありませんでした。この場合もやはり上記の私立中高一貫校から医学部受験するのが最有力ルートになると思います。

 

地元の公立中学に進んだ後になってからこのようなことを考え始めたわけですが、中学受験をしなかった我が家では、時すでに遅く、本気で医学部に進むなら横浜翠嵐や湘南などの公立トップ校から国公立医学部へ進む選択肢しかなくなりました。しかし、翠嵐や湘南からでも医学部進学は難易度が高く、ましてや国公立限定となれば尚更そのハードルは上がります。諸々の事情を考慮すると医学部を目指すのはあまりに現実的ではなく、医学部を考えたのもほんの一時でした。

 

とはいえ、やはり大学をどうするかの観点から中学受験を一度ちゃんと検討することは重要なことかと思います。大学をどうするかについて大まかな方向性でも早めに決めたほうが、それに向けた対策も早めにとれるのは確かだと思います。

 

2のMARCH路線なら、小、中、高、大のどこかで合格すれば良いので、どこかのステージから受験して1回でも突破すれば良いわけです。

 

こちらは1の国公立か医学部を目指すほうに比べるとかなり難易度は下がります。門戸が広いのでチャンスが多いです。例えば慶應であれば小学校、中学校、高校、大学と4回チャンスがあり、さらに小学校では幼稚舎、横浜初等部、中学校では普通部、中等部、SFC、高校では塾高、志木など複数回受けることが出来ます。

 

出来るだけ確立を上げるために早いステージから準備して何回でも受ければ良いと思います。これは単純に確立論です。中学受験で合格してしまえば受験人生はその時点で終了です

 

どちらも各ご家庭の経済的な状況と照らし合わせて考える必要があると思います。経済的に余裕のある方は幼稚舎や横浜初等部受験からどうぞ、となります。

 

また中学受験で失敗した場合、子供の心にキズを負うのでは?等の話もよく聞きます。私の個人的な考えですが、受験における成功も失敗もあくまで通過点に過ぎないので、それさえ理解できていれば成功したからと言ってゴールでも何でもなく、その後も努力の継続は必要になりますのでいつまでも浮かれていられません。

 

また失敗したからと言って通過点ですから次にまだチャンスがあるわけです。チャンスがあるうちはチャレンジ出来ますのでいつまでも落ち込んでもいられないということになります。

 

中学受験で失敗しても高校受験で合格すれば良いですし、仮に高校受験で失敗しても大学受験で合格すれば良いのです。

 

どのステージからが入りやすいかについては一概には言えませんが、高校受験が一番入りやすいとは思います。よく言われるのは、中学受験で優秀層が抜けるので説。一理あるとは思います。

 

とはいえ、2の大学附属の中学を目指す中学受験であれば、高校受験と比べて難易度の差はそれほど変わらないと思います。中学受験で1の国公立や医学部を目指す層はそもそも大学附属の中学を目指しませんので、中学受験組の中でもその層は抜けているわけです。

 

大学受験では先の中学受験組や地方の優秀層とも闘う必要があります。高校受験が若干スキマのような位置づけになっているのは確かだと思いますので、狙い目ではあると思います。だからと言って高校受験まで待つ必要はなく、確率を上げるという意味では、中学受験からでも十分に検討する価値はあると思います。

 

不確定要素がいくつかあります。

 

日本全体では明らかな少子化ですが、都心部での子供の人口は増加しているようです。東京都発表の0歳~14歳の人口比較です。

 

  • 2015年 100万3,919人
  • 2025年 107万6,428人

 

10年間で7万人以上増えることが予想されています。

 

さらに別の要素としては、散々ニュース等で取り上げられてますが、2020年度、2024年度の大学入試改革と2016年以降の大学入試定員厳格化です。大学入試改革は二転三転してましたから受験を控えているご家庭にとっては不安があると思いますし、定員厳格化の件もその影響が高校受験、中学受験にも及んでおり軒並み難化傾向と報じられています。

 

これらの要素は今後さらに中学受験、高校受験に流れる層を増やすのではと予想されます。

 

内部進学生と大学受験組、優秀なのはどっち?

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photo by photoAC

少し話は逸れますが、大学受験組から見て内部進学組のレベルが劣る説もよく耳にします。例えば慶應の場合、息子は高校受験で入学したので、大学受験はありません。大学受験で入学してくる生徒と、内部進学した生徒の受験直後の受験科目での優劣の比較にどんな意味があるのか。

 

大学受験を目指して日々勉強に打ち込みながら過ごす生徒と、大学進学が既に約束されている為受験勉強以外の別の目標を設定して過ごす生徒とは基本的には全く違う生活を過ごすことになります。

 

中学受験、高校受験、大学受験のいずれも人生の中での単なる通過点である、という大原則が理解できていれば、その時点での受験科目に限定された優位性の比較など意味があるとは思えません。

 

内部進学生にとって受験がないということはメリットになると思いますが、そこで自由に使える時間をどのように使うか、が重要になると思います。大学受験組が必死に受験勉強に打ち込んでいる間、内部進学組は個々に目標を設定し、別の何かに打ち込んでいる訳です。この別の何かは何でもよく、それが個性に繋がっていくものだと感じます。ここで何もしていないと大学受験組とは明確に差がついてしまいます。 

 

これも私の個人的な考えですが、受験そのものの意味もどの程度あるのかについては常々疑問でした。私の考える受験とは、受験生個人が1つの課題を与えられた際に、どの程度の期間、どの程度のレベルでその課題に向き合えるのかを計る手段に過ぎないと考えております。

 

その為重要なことはそれぞれの立場で「何をしてきたか」ということのみだと思います。

 

入試は学校側が欲しいと思う生徒を見極めるために行っていますが、多くの一貫校がそうであるように、慶應の場合も小、中、高、大のどこかで入試の関門を突破しさえすれば良いという学校側からのメッセージです。一貫校の場合、学校側は生徒を受験で計るのは一度で良いと思ってる訳です。

 

では在学中の生徒を何で計るか。

 

勉強する必要がないかと言えば全くそんなことはなく、大学への内部進学には3年間の成績の優秀な生徒から順に学部選択の優先権を持つことになります。ここでは生徒に3年間の継続的な努力を求めている訳です。内容的にもかなり高いレベルで求められています。しかしその成績を付けるシステムは至ってシンプルで分かりやすく、定期テストの点数でほぼ全て決まります。

 

公立中学校のように複雑なシステムにはなってません。生徒全員に対してとてもフェアなシステムです。学校側から生徒にはある一定の努力は求められておりますが、しかしそのある一定の努力さえすれば得られる権利なのです。

 

但し全体的に見ると、中学受験、高校受験の時点では慶應に合格するぐらい優秀でもその後その努力を怠ってしまう生徒もおります。慶應の場合、そういう生徒は容赦なく留年させるわけです。

 

大体ですが、毎年5%程度が留年するようです。20人1人の割合ですから、クラスで2人程度留年することになります。単純計算で1学年約700人ですから約35人留年します。公立高校では有り得ないことです。厳しく感じますが、これも学校側の一定の基準に沿った至ってフェアな判断なのだという印象を受けます。学校が求めているのは怠け者ではないし、自由を履き違えてはいけないという明確なメッセージなのだと思います。

 

慶應では「独立自尊」「異端」と謳っています。まず自分のやるべきことをやった上で自由な時間をどのように使うか、これが「異端」に繋がってくるのだと思います。

 

親としては、息子はとても良い環境で過ごせているなと思っています。

 

まとめ

だいぶ横道に逸れた気もしますがまとめです。

 

  • 途中で変わっても良いので「大学をどうしたいか」を早めに(小学生のうち)考える
  • 「大学をどうしたいか」の基準から中学受験を選択肢として検討する
  • 進みたい方向への確立を上げる(回数を増やす選択肢)
  • 中学時代、高校時代の環境は超重要
  • 高校受験はスキマ的位置づけで狙い目
  • 大学附属の一貫校であればどのステージから入学しても同じ
  • 小中高大全て通過点、どの時点でもゴールではない

 

では✋