KOTEのブログ

50代に突入したもののいまだに教育費から解放させてくれません。子育て終了し次第残りの人生は遊び倒します!趣味はマラソンとキャンプに加えてスキーも復活する予定!

第9回、慶應と早大学院!運命の合格発表!

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photo by O-DAN

 

こんにちは。KOTE(こて)です。

 

さらに前回から続きです。

 

今回はいよいよ発表の回になります。

 

 

慶應1次、無事合格となった2月12日の夜。

                                      

家庭内はいつもよりテンション大幅に高め。母親もすこぶるご機嫌。

もう無理だろうとほぼ諦めていた慶應にまさかの1次合格。

 

息子と母親は早速翌日の面接について対策をとっています。ちなみに私は昔から面接は苦手でしたので全くアドバイスしてません。

 

そもそも求められてもいません(T_T)

 

妻は面接とかは得意なタイプなので、そっちに聞いたほうがいいですね。

 

そもそも求められてもないですし(T_T)

 

折角だから軽くお祝いしようかとなりましたが、最後まで何があるか分からないのでお祝いは全て終わってから。

 

まだ途中だから明日に備えようということで、息子は母親とああでもないこうでもないと作戦を練ってます。

 

桐光学園の試験は良く出来たようです。

 

当日の試験では直前にやった問題と同じ問題が大問で2つも出たようで、その部分はまるまる完璧、他の部分もそれなりに出来たようです。

 

 「ワンチャン特待あるな(^^)v」

 

と、自信たっぷり。

 

慶應2次(面接)と桐光学園合格発表

2月13日(水)

慶應2次(面接)

 

面接は2回です。

 

幸いにも2回とも割と一般的な想定範囲内の質問が多く、意地悪な質問や圧迫的なものなどは一切なかったようです。特に2回目の面接は女性の面接官で、とても優しかったと。

 

息子もこの面接のどこにポイントがあったのか分からなかったようで、主に世間話のようなやりとりばかりだったとのことでした。

 

中学では何部だったか、高校に入ったらどの部に入りたいか、将来やりたいことは何か、など。もちろんこれだけではないですが、答えに詰まるような難しい質問はなかったようです。

 

さて、桐光学園の合格発表。

 

この週は毎日試験で、毎日発表で。ジェットコースターに乗ってるような1週間でした。

 

結果は合格!

 

どの学校でもやはり合格発表の際はもちろん緊張します。

 

親としてはホッと胸をなでおろしました。

 

もう立教新座の権利は無くなっているし。

 

これでもし早慶がダメでも、桐蔭アドバンスか桐光SAかに行くことが出来ます。選択肢が広がりました。

 

両校とも運動部にかなり力を入れています。野球、サッカー、ラグビーなど度々神奈川代表として全国大会出場を果たす名門校です。

 

 

しかし、息子。なぜかくら~い雰囲気で帰宅。

 

息子「はぁ…」(暗い…)

 

私「どした?合格したよな?おめでとう!良かったじゃん!」

 

息子「特待とれなった…。とれたと思ったけどな。」

 

聞けばどうやら本気で特待狙ってた模様。このレベルの高校から特待とれなかったと本気で落ち込むやつ。なかなか志の高いやつだと思いつつ

 

私「ドンマイ!これで早慶ダメなら塾無しで大学行けよー」(あくまで憎まれ口をたたく)

 

息子「…ちっ💢 うざ ボケ カス

 

私「ん?」(気のせいか父親である私に向かって何か失礼発言があったような気がしますが、よく聞き取れなかったのでアドバンテージ)

 

横浜サイエンスフロンティア受験、そして運命の慶應2次合格発表の日

2月14日(木)

 

息子はいつも通り母親と共に本日の受験校であるYSFに向かいました。私は会社にいました。慶應2次の合格発表は13時です。来客も外出の用事も一切入れず、今か今かとPCの画面に向き合っておりました。

 

1次試験の合格発表の際は諦め半分で見ていましたが、今回は1次を突破しての2次の発表です。面接ではどこを見られていたのか不明ではあったようですが、特に失敗したような覚えもなく手ごたえはそれなりにあったようです。

 

となると、私としてもどうしても期待値は上がってしまいます。

 

緊張感はMAX。心臓バクバクです。

 

これほどの緊張感は人生の中でもそうそう味わうことはないかも…。

 

呼吸も荒い。

 

「はぁはぁはぁ……(◎_◎;)」

 

パッと見結構ヤバいやつです。

 

でも本当にそれぐらい緊張するんです。

 

いよいよ発表。

 

13:00!

 

手が震える。

 

震える手でマウスを操作し、HP上の受験番号の羅列をなぞっていきます。

緊張がやばい…😵

 

 

「合格者の諸君へ」というタイトル。

 

 

諸君?

まあいい。

 

 

………。

 

 

 

………。

 

 

 

………。

 

 

 

「あったっっっ!!!( ゚Д゚)」(←これは心の声)

 

 

その瞬間、あまりの興奮で右手こぶしを机に3回たたきつけました。

 

ドンッ!ドンッ!ドーンッ!

 

「よっっっしゃっーーーー!(←心の声)

 

極度の興奮状態!

血圧高くなくて良かった。

 

何ごと?

 

さすがに周囲の人たちも私が机をたたいた音にびっくりしてこちらを見ます。自分でも無意識に出た反応、興奮のあまり周囲の状況など気にしてられません。

 

「やったぞ!合格だぁーー😂」(←これも心の声)

 

「すごいぞ息子ぉーーーー😂」(←これも)

 

結局何一つ声には出してませんが、心の中は大変な状況になってました。てんやわんやというやつです。

 

スマホを持ってフロアを抜け出しました。まっさきに息子に知らせてやりたいですが、息子はまだYSF。

 

急いで妻に電話。

例によって鬼の目にも涙。

 

私もつられてちょっと泣きそうになりました。ただひたすら良かった良かったと同じような話を永遠と30分ぐらい繰り返したのでした。

 

その後フロアの自分の席に戻り、気持ち的には少しずつ落ち着いてはきましたが

 

ものすごい脱力感…

 

疲れたぁ~~~…...

 

もう仕事無理。仕方ないので会議室にこもって、PCを開いてかろうじて仕事をしているふうを取り繕いながらぐったりしていました。

 

放心状態です。

 

とにかく疲れた…こんなにも疲れるものか…

 

「どうかしました?」

 

声をかけてくる同僚。こんなとき意外と息子が合格してとか言えないもんです。とにかく早く帰りたくて、17時になった瞬間に会社を出て帰路につきました。帰りの道すがら嬉しさがこみ上げてきました。

 

家について息子の顔を見るなり

 

「おめでとうーーー!」

 

「お前は天才か!」

 

「すごいやつだ。慶應だぞ。まさか本当に合格するなんて」

 

「やってくれたな、本当にお前ってやつはー」

 

などなど、嬉しさの余り思いつく限りの賛辞を送りました。すると息子

 

「おれ、失敗しないので😁👍」

 

さて今年の慶應、過去と比べてデータ的にどうか。

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慶應義塾高校 合格者人数

 

2019年度のみ正規と繰上げの人数を把握しているので、記載しました。

 

倍率:2.8倍

 

補欠A 55

補欠B 35

補欠C 21

補欠D 13

補欠E 19

------------------- ←ここが合否の分かれ目。

補欠F 15

補欠G 16

補欠H 16

以上190名

 

前年までに比べて 1次合格者数がだいぶ少なくなりました。2次も毎年減少傾向。これも大学の定員厳格化の影響でしょうか。

 

早大学院合格発表

翌日。2月15日(金)

 

本命の慶應に合格出来ましたので、公立のYSFは辞退することを決めました。そしてもう1つの本命、早大学院の発表です。

 

HPからの合格発表となります。

こちらも受験番号羅列方式です。

 

そして結果はなんとこちらも合格😳

 

びっくりです!凄すぎる。

出来なかったって言ってなかったか?

自分の息子ながらなんてやつだ。

やっぱり私の能力を遙かに凌ぐではないか。

 

やはり小論文が効いたか?

 

 

ふたたび息子。

 

「おれ、失敗しないので😁✌」

 

小論文については、一説によると配点比率は他の教科と同じ100点。仮にそれが事実であれば合計400点満点になりますので、3科での多少の失敗は小論文で十分に挽回可能ということになります。湘ゼミアルファからは小論文は合否にはあまり関係ないとお聞きしておりました。実際はどうなのでしょうか。真実は分かりません。

 

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早大学院 合格者数

今年(2019年2月)の学院は定員260名ですが正規合格が546名。繰り上げ無し。

定員の倍以上正規で合格だして、補欠合格は無し。

学校によって合格者の出し方違います。

 

おれ慶應に行く!

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photo by O-DAN

そして混乱の数日間がスタート。手続き締め切りは両校とも2月18日。どちらか一方でも合格出来ればと臨んだ受験、ド本命の両校ともに合格出来るとは夢にも思ってませんでした。

 

昨日の慶應合格の宴の雰囲気も冷めやらぬまま、今度は早慶どちらにするかという嬉しい悩みに直面しました。

 

出来ることなら両方行きたい😣

 

両者甲乙つけがたく、色々な角度から検討しても互角。唯一差があったのが距離。

 

「近いから」

 

これが最終的な決定打となりました。散々検討した結果、慶應に決めたようです。

 

「おれ慶應に行く!」

 

さて、やり終えました。一番頑張ったのは息子。次は母親です。これにて我が家の息子の高校受験については終了となります。

 

今回もありがとうございました!

 

最終回へ続きます✋